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環境建築ガイドブック

Architecture , BOOKS

先日の NPO の集まりで、建築家・松家克さんにいただいたものだ。

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環境建築ガイドブック

編集: 建築家協会 環境行動委員会

ISBN: 978-4860350581
出版: 建築ジャーナル

定価: 2,310-円{税込)

ミシュランのガイドブックではないが、縦長の判型はいかにもガイドブック風である。帯紙には「全国の環境建築228作品を一挙掲載。建築の未来が見える一冊。」とある。

日本建築家協会の環境行動委員会によって八年間にわたって編集されたものだそうだ。
その委員会によって選択された、全国の一般建築109、住宅建築119が、その所在する地域毎に分類し掲載されている。

特に☆☆☆とか☆とかの区別はないが、ミシュランのガイドブックでも、ああでもないこうでもない.....と、その選定には批判がつきものだが、その規模の大小、その玉石混交ぶりに.......なかなか難しい問題だったのであろうと想像できる。それに、その環境に対する技術、意匠は千差万別だ。それは「環境建築」という概念の幅広さの故であろう。

18篇の「環境コラム」なる小玉裕一郎氏はじめ識者の一文が、随所にあるが、本書の主題「環境建築」が各々の視点から語られ、存外に面白い。

この「環境建築ガイドブック」に登場している住宅の設計者、伊礼智氏のブログにちょっと気になることが書かれていた。

 ● 環境建築ガイドブック、、、出来上がる

Posted by 秋山東一 @ December 14, 2007 12:25 AM
Comments

坂本さん、ごぶさたいたしております。お元気ですか。

「フェロセメント工法」については、この aki's STOCKTAKING のエントリー「ゴミ箱」のコメント欄で iGa さんが書いておられます。
http://landship.sub.jp/stocktaking/archives/000676.html

それによれば、フェロ・セメント(Ferro-cemento)はイタリアの構造家 Pier Luigi Nervi(ピエール・ルイージ・ネルヴィ)によって考案された、とあります。
http://www.anc-d.fukui-u.ac.jp/~ishikawa/Aloss/page/Nervi_main.htm

Posted by: 秋山東一 @ December 18, 2007 01:31 PM

ごぶさたしています。
目下フェロセメントによる自前難民キャンプ改造にとりくんでいますが
(着手は来年)たしか誰がフェロセメント工法を発明したかについて
秋山さんがなにかひと言、言い残して去ったような記憶があります。

もし御存知でしたら発明者の名前、プロフィールなど教えてくださいませ

自前国際難民キャンプ村
住民 サカモトマサハル

Posted by: 坂本正治 @ December 18, 2007 12:36 PM