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本屋あるいは書店

BOOKS

先日、いつもの友人達と話していて、話題が「本屋」ということになった。

本屋といっても Amazon や bk1 やらのネット上の本屋ではない、昔ながらの本屋のことだ。
どんな本屋がいいのか、自分がどんな本屋に行くのが好きかという話になった時、一人が「1階でね」と言い出した。これは2階じゃない1階でという意味ではなく、平屋でね、ワンフロアでねの意味だ。
そう、そうなんだな。本屋はある目的、この本を買うぞってな話でいくよりブラブラと見て買ってしまう、目的以外の本だったり余計な本を買ったりするのだ。そんな時、1階何々、2階何々...では困るのだ。やっぱりワンフロアでいったりきたりができなくちゃ。そういう意味で渋谷の大盛堂ってダメだよなという結論になった。

最近、京王八王子の駅ビル[K-8] 京王八王子ショッピングセンターの9階の啓文堂書店(これも京王グループの一員の本屋チェーンなのだ)に行く。もちろん、ワンフロアで20万冊在庫とある。

本日は白川静先生の「常用字解」を購入するのが目的であったが、やっぱりワンフロアの所為にて「ニッポンのサイズ」なる書籍を買い求めてしまった。

jyoyo-jikai.jpg


常用字解
著者 白川 静

出版社 平凡社
定価: 2,800-円(税別)
ISBN: 458212805X

nippon-no-size.jpg


ニッポンのサイズ/身体ではかる尺貫法
著者 石川英輔

出版社 淡交社
定価: 1,500-円(税別)
ISBN: 4473019993

常用字解の装丁が美しい。きれいな本はいつでも座右に置いておきたいと思う。

早速、Be-eater で話題だった、雌雄について字典を紐解く。雌も雄も鳥からでた漢字とのこと、大きいのが雄、小さいのが雌ということらしい。

Posted by @ December 30, 2003 02:39 PM
Comments

先日、博多駅近くで新幹線の待ち時間を使って本屋を探しました。

ありました。紀伊国屋福岡本店がありました。
博多駅構内から博多口を出て右側、大きなバスターミナル(地方都市らしくていいですね)福岡交通センタービルの6階にありました。
大きくて広くて、ワンフロアの本屋でした。覗いたのは建築関係だけですが、きれいに整理された書棚には感心しました。すばらしい。

いい本屋のある街に住んでいられるのは幸せなことです。

Posted by: 秋山東一 @ July 18, 2004 07:43 AM

東京新聞日曜版の大図解は「復権する漢字」
http://www.tokyo-np.co.jp/daizukai/
監修は白川静先生

Posted by: S.Igarashi @ April 4, 2004 05:31 PM