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| LEGO technic / 8270 | ［ LEGO ］ |
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LEGO レゴである。TECHNIC である。
時折、店頭で LEGO TECHNIC の新製品を見て無性に欲しくなってしまうことがある。TECHNIC は大型でメカメカのセットがいかにも魅力的だが、渋谷のレゴ専門店で、8270 という、2007年版の最新の小さなセットを手に入れてみたのだ。
aki's STOCKTAKING には一つもエントリーしていないが、MECCANO ほどではないが、LEGO もたくさんあるのである。MINDSTORMS が出た頃、どんな風に遊べるか分からないまま闇雲に部品のセットを手に入れたりしたのであるが、眠らさせているのである。
ところで、8270 である。二種類のクレーンができるだけだが、これが玄人好みのセットなのである。
これは、建築現場や路上でよく見かけるクレーンである。正確にはラフテレーンクレーン Rough Terrain Crane というらしい。
これは走行状態だが二段に伸長できるブームを折り畳んだ状態である。
簡単に運転席も表現されていて可愛らしいのだ。
この状態で全長200mmと小さく、部品数は100点強という少なさだが、十分な見応えなのだ。
これは稼働状態である。ブームを伸ばし荷揚げ状態である。
可動部は伸長二段ブーム、ブーム角度調整、もちろん、クレーンのロープのドラム巻上げも可動である。角度も巻上げもノブを回転させるようになっているが、クレーンを台車上で回転させるのは付いていない、ちょっと残念だがこの大きさでは無理か。
しかし、芸の細かいところは、稼働時、接地アームが可動し、四輪のタイヤを上げる機能があることなのだ。
こういう小型のセットはあまり汎用性があるとは言えない。少量の部品で最大の効果を出そうとするが故、巧みな設計と特殊な約物を用意してあるのだ。この場合は伸長するブームの外側の鞘型の部品ということになるだろう。これが少ない部品、小型でありながらリアルな印象を与えるのだ。
小さくて廉価であるからといって、子供向けではない、この小型の LEGO TECHNIC は大人が、その設計を愛で、それを楽しむためにあるような気がするのだ。
二種類のクレーンを組立てる説明書が三冊、一冊(2/2)は半分ずつという具合だ。中味は世界共通の絵解きだけという潔さなのだ。
中味に比して....粗末な体裁をしているが、立派な説明書にプラスチックの小間物付きという風に見えないこともない。
この LEGO TECHNIC は、LEGO 特有のレンガ（組積造）のように積み重ねていくシステムから。MECCANO のようにメカニズムを構成できないかというところから考えられたものだ。今までの積み重ねていく部品の横に穴を開け、横方向にも繋がるようにし、その穴にシャフトを通して車輪、ギヤの軸受けとするのが基本なのだ。
そして、たくさんの部品を作り出してきたのだ。それが MINDSTORMS のようなロボットを作り出すシステムにまで進化させてきた。
その原点は、この 8270 のような小さなセットにあるのだ。非凡な設計力をこの小さなクレーンに感じるのだ。
LEGO technic /8270 ラフテライン・クレーン
Posted by 秋山東一 @ November 19, 2007 12:28 AM
たしかに、こっちのほうが貰い甲斐がありますねぇ～笑。
↓
http://blog.05world.net/?eid=524689
terukensetsu さん、どうもです。
手に入れるのが面倒ですね。ネットで....というのが簡単ですが、送料が掛かったりして、この 8270 なんて廉価なものは困りますですね。
でも、ぜひゲット.....これをデザインした奴のことを想像しましょう。
栗田 さん、どうもです。
ひさしぶりに渋谷東急プラザの clickbrick で、衝動買い....というほどではありませんが、手にしてみました。実にうまくデザインされているのに感心しました。まぁ、約物は一つだけですから許してください...です。
しかし、全体を把握していない所為と思いますが、レゴで何か作ってみようという気になれないのが残念です。
たかさん、どうもです。
これは、サンタさんにお願いしなくてもお小遣いで大丈夫、1,500-円ほどでしたから。サンタさんにはもっと大物 8275 Motorized Bulldozer なんかを頼みましょう。
早速、トイザラスに行こうと思っていましたが、栗田さんの書き込みによるとレゴジャパン取扱でないんですね。ということはトイザラスにはありませんね……。しくしく。
Posted by: terukensetsu @ November 19, 2007 06:05 PM個々のモデル毎にその特徴を簡単に出せるよう約物を増産しはじめたレゴ社の姿勢に、10年前、反発したものでした。
しかし、レゴ社も中国生産ラインやキャラクタ路線惨敗の反省があったのでしょうか、本国ではこのようにスタンダードなテクニック・モデルがまたカタログに揃うようになりました。
相変わらず × なのは、このようなモデルをレゴジャパンが扱わないことです。7歳からの子供たちに楽しんで欲しいのは万国共通でなくちゃ。
サンタさん届けて...。大人の『X'mas』プレゼント用に（笑）。
Posted by: たかさん @ November 19, 2007 10:51 AM