FEREMBAL HOUSE | [ Architecture , BOOKS ] |
Santa は、よいこにしていた私にもプレゼントを持って来てくれたのである。
24日の昼間、佐川サンタが届けてくれたのである。
まぁ、設計道場第6クール最終回@名古屋で、主催者のコスモホームの鈴木岳紀氏が手に入れたのを見せてくれたものだが、……即、目の前の MacBook Air で amazon に発注……、クリスマスプレゼントに間に合ったというわけだ。
レコードジャケット大で厚さ30mm超えの布装……立派なハードカバーなのだ。
2010年にパリで行われた FIAC 国際コンテンポラリー・アート・フェアで、チュイルリー公園に展示された、Jean Prouvè ジャン・プルーヴェによる彼のプレファブ構造の原点ともいわれる Ferembal House の記録である。
1948年に、仏・ナンシーにある製缶工場のオフィスのために建設されたが、30年後、会社の閉鎖とともに解体・保管されていた。1991年にパリのギャラリー、Galerie Patrick Seguin のパトリック・セガンがそれを見出し、友人である Jean Nouvel ジャン・ヌーヴェルによって復元され展示されたものだ。
本書は、10日間に及んだ復元作業の現場の様子を時間ごとに撮影したカラー写真や、今回の復元に際して作成された模型、CG、組立て図面等々を総括したドキュメントだ。又、アーカイブに残るオリジナルの写真やドローイングと、新しい技術とヌーヴェルの解釈によって再生したプロセスや現在の写真などで構成されている。
全編、仏語・英語を併記、関連の映像を収録した DVD も付いている。
ジャン・プルーヴェによる小さなプレファブ建築の全てを明らかにしようとするドキュメント……すばらしい内容だ。
久しぶりに手にした、紙の本として所有していたい物の登場だ。実に満足なのである。
alpshima さん、どうもです。いやぁ、乗物が2個も……、それはもらい過ぎのような気がする。
Posted by: 秋山東一 @ December 26, 2011 09:36 AM良い子にしていると嬉しいものですね。私はあまり良い子にしていませんでしたが、急遽、嬉しい乗物がふたつも届きました!。
Posted by: alpshima @ December 26, 2011 09:08 AM