ファイアーキング・カフェ | [ BARRACK finder , BOOKS ] |
それも、うってかわって、漫画でも評論でもなく……小説なのだ。前から、小説を書いておられるのは知っていたが、私にとって、初めてのじゅんさんの小説なのだ。
舞台は沖縄、那覇……、そこに本土(……内地)からやってきた男女達、「私は魂(まぶやー)を東京に落としてきたに違いない。……居場所をなくした男たちが、生きる意味を探す女たちが、自分の場所を求めて那覇の町にやってくる。それぞれの思いを、東シナ海からの湿気の底に沈めて。今日の那覇と人を描いた連作長編」と帯にある。
そこ那覇での男女の営為……なにかほろ苦い……。
この書名にあるカフェの名前、ファイアーキング……、このガラス器なるものを初めて知ったのだ。
本書の後付けには「初出」した日付があるが、2007年から……、その頃から、この那覇の物語を書いておられたのだ。
● aki's STOCKTAKING:トタン美 from Ishikawa@NAHA
● aki's STOCKTAKING:いろいろ採取してきました
● aki's STOCKTAKING:年季が入ってます
● aki's STOCKTAKING:沖縄の新しいバラック
● aki's STOCKTAKING:バラック@沖縄
● aki's STOCKTAKING:沖縄の....
● aki's STOCKTAKING:植物で梱包された家
私は沖縄に行ったことがない。いしかわじゅんが描いている「東シナ海からの湿気……」何か怖いような……。
ケンさん、どうもです。
世の中……、いろいろ……あるものですね。長いこと住んでいた代々木上原には、本物のファイアーキング・カフェがあるようです。私は行ったことありませんが、家内は時々行くようです。
昔アンティークの店で購入した頑丈なカップ。のちほど、近くのカフェにおいてあった本を見て、ファイヤーキングだと知りました。どうもマニアックなファンもいるのだとか・・・。世の中どこを覗いてもディープな横穴が潜んでいるようです。
Posted by: ケン @ June 2, 2010 08:52 PMalpshima さん、どうもです。
やぁ、さすが、ご存知……でありますね。
今日、いしかわじゅんさんが登場したラジオ放送「大竹まこと ゴールデンラジオ!」で、大竹まこともファイアーキング知らなかったなぁ。
ファイヤーキングのお好きな方は多いですよ。何を隠そう、この私も、ある時期、キャラクターの印刷されたものを探していました。alpshima
Posted by: alpshima @ June 2, 2010 06:00 PM