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隠し剣秋風抄

BOOKS

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隠し剣秋風抄
文春文庫

著者: 藤沢 周平

ISBN: 978-4167192396
出版: 文藝春秋
定価: 620-円(税込)

昨年暮に、いつもは見そうもない日本映画、山田洋次の時代劇「武士の一分」を T.V.で見た。
なかなか面白かった。そこで、急に原作を読みたくなった。

本書は藤沢周平、人気の「隠し剣」シリーズの第二弾なんだそうだが、本書中の「盲目剣谺返し」が、その原作なのだ。映画はその内容を忠実になぞったものだが、ディテールの部分でちょっと面白くしているなって感じた。


目 次
酒乱剣石割り
汚名剣双燕
女難剣雷切り
陽狂剣かげろう
偏屈剣蟇ノ舌
好色剣流水
暗黒剣千鳥
孤立剣残月
盲目剣谺返し
 あとがき

全ては地方のご城下の話し、そこに出てくる主人公は下級藩士、そして剣客だ。
まぁ、それなりの平穏な日々から、小さな事件から果たし合いに....というのが、本書の八編の内容なのだ。
もうすでに、どの話しがどうだったのか....、盲目....以外は.覚えていないが、まぁ、そういうものなのである。

Posted by 秋山東一 @ January 20, 2008 12:47 PM
Comments

ありがとうございます!

拡大すると、六桜社さんと
本当に浄水場脇に精華学園がーーー

現在の地図と比べて、楽しんでいます!

Posted by: inuko @ January 22, 2008 10:26 PM

inuko さん、どうもです。
淀橋についてはこのサイトを。http://collegio.jp/?p=86

Posted by: 秋山東一 @ January 21, 2008 01:30 PM

>写真機材を作っていた淀橋工場

社史も見てくださって、ありがとうございます!
淀橋工場が近かったんですね。。。

「淀橋」という地名に今ひとつ実感がわかないのですが
(なにかの展示で“淀橋浄水場近くの精華学園”という説明を読んだものの、イメージが曖昧…)
六櫻社付属診療所の記事を拝見して
かつての淀橋の光景を想像しています。

Posted by: inuko @ January 21, 2008 11:47 AM

kawa さん、どうもです。
ここの八編を読んだだけですが、どれがどれだったのか分からなくなりますね。でも、外のが読みたくなるというものですね。

Posted by: 秋山東一 @ January 21, 2008 12:13 AM

inuko さん、どうもです。
小西六は戦中、陸海軍御用達の軍需工場でしたから、伊勢丹の施設に群の施設があって、そこに小西六の出張所があっても不思議ではありません。写真機材を作っていた淀橋工場も近くて便利だったのではないでしょうか。
社史の戦中の記述に何かあるかと思いましたが、特に見つかりませんでした。

Posted by: 秋山東一 @ January 21, 2008 12:06 AM

入院中に病院の本棚にある’馬の骨’って奴を読みました。
藤沢周平を何冊か、平岩弓枝も随分ありました。
せんべいや南京豆を食べ出すと止まらなくなるのに似ている気がしました。
はまってしまうのは良く分かる気がします。
何冊か読むとどれがどれだか分からなくなります。

Posted by: kawa @ January 21, 2008 12:01 AM

こんにちは、時代小説読んだことないので、いつかはチャレンジしなくてはと思っているのですが(笑

(「住む」拝見しました。掃除機、立派で大きそうですね!!
あの本に影響されてしまって毎日ほうきで掃除の日々です。)

ところで、戦中、新宿伊勢丹の中にコニシロクがあったという
サイトを読みました。お父様とはまた違う部署なのでしょうか…
http://www1.c3-net.ne.jp/hamachan/tizu-isetan-1.htm

Posted by: inuko @ January 20, 2008 09:42 PM