パズラート | [ Art/Design ] |
PUZZLART パズラートとは puzzel パズルと art アートを組み合わせた造語である。
立川高校同期の横田至明氏が発明したパズルであり、アートであるのだ。
多摩交流センターなる組織がが主催するTAMA市民塾の講座、彼が講師をつとめる講座「【NO.3】立体を無限造形素子で組む:パズラート入門」にちょこっと応募してみた。
なんだか多くの応募者で抽選の儀と相成ったようだが、当り……。3月1日の第一回の講座に出席してみのだ。写真は、パズラート入門……、60度型素子(パズラーゲン)による基本的造形である。
これから、一ヶ月2回、10回にわたって講座が開かれる。
1 60°型素子造形1折り方と基本造形
2 60°型素子造形2基本造形と応用造形
3 72°型素子造形1素子折りと基本造形
4 72°型素子造形2基本造形と応用造形
5 90°型素子造形1素子折りと基本造形
6 90°型素子造形2基本造形と応用造形
7 折り紙パズラート1素子折り方と基本造形
8 折り紙パズラート2応用造形
9 折り紙パズラート3応用造形
10 立体造形 (各自) と展示発表会
パズラートの基、パズラーゲン(パズラー源……か)は、一枚の整形された色紙を折る事によって作る。
真ん中の菱形を三ヶ所折れば出来上がる。表か裏かの二種の折り方によって p型、q型の二種のパズラーゲンが出来上がる。各パズラーゲンには継ぎ手とポケットが二つずつあり、それらを組み合わせる事によって立体を構成させる。
右にあるのが、p型一枚、q型一枚の二枚のパズラーゲンによる正4面体である。
横田さん、先日はごくろうさまでした。大変面白く受講いたしましたです。今後の展開が楽しみです。
これを開発する過程をそのうちお聞きしたいものです。
ご紹介恐縮です。こだわって「パズラート」にした理由はもちろんパズラーゲンという素子ユニットをパズルのように組んでアート作品を完成させるからですが、その作品数たるや限りなくあって、組む手順まで一々表わす余裕はありません。そこで、折りの数式を考案し、これに完成図(または写真)をそえて自らの覚え書きとしたのです。これだけあれば再生可能だからです。しかし一般には折り図も必要ということで、数式に対応する折り図を入れることにしました。これで各人がパズルに挑戦してアートを完成させる材料が揃ったのです。ですからこれはパズルです。
Posted by: 横田至明 @ March 4, 2012 10:17 AM