古レールの駅 デザイン図鑑 | [ Architecture , BARRACK finder , BOOKS ] |
誰しも、鉄道駅上屋の構造物がレールで出来てているのを気がつくことがある。又、あっ綺麗だな……と思うこともある。そして、カメラを向けたことも一度ならず……ある。しかし、その構造物を徹底的に収集してやろう……とは誰も思わない。
本書はまさしく、そんな希有な事を為した……昆虫採集のように為した、建築家・岸本章氏の貴重な収集帳である。
全国津々浦々……、彼の収集は徹底して行われている。収集するという行為は、沢山を見る事によって眼が鍛えられる。それを目利きという。
彼は、それらを解読し分類し、収集帳を編集し始める……、その結果が本書なのである。
レール……に興味ない方でも、自分の身近にあるレール建築に興味がわいてくるのだ。
六尺さん、ごぶさたです。
そうですか、岸本章氏、よくご存知な方だったんですね。
実は、私もよく存じ上げている方……だったのです。
すっかり忘れて……いましたが、既視感あり……、さきほど、メールのやり取りで判明、芸大奥村研究室出身でOMソーラーにも関係されていた方でしたから、随所でお会いしていたようです。
ご無沙汰いたしてをります。
著者はワタシの中学時代の同級生のお兄さんですが、へ〜、面白い写真集を出されたんですね〜。
お父さんも確か芸大出身の建築家でしたね。
岸本さんのご家族には中学時代、よくスキーに連れてってもらったりお世話になったものです。
章氏、大学生の頃から料理もとても上手でかっちょよかったです。リスペクト。
Posted by: 六尺 @ July 6, 2010 10:23 AMmiles さん、どうもです。
島根も撮影等々、夏前の活動……活発化、楽しみです。
本書、全国津々浦々……島根も、益田、浜田、江津、温泉津、安来、米子と山陰線の駅、レールで出来た駅上屋が載っています。
鉄モノ、錆びモノに興味津々であります。
古い跨線橋などに遭遇すると震えが出てまいります。
この本もポチッとしそうです。
kadoorie-ave さん、どうもです。
最近の ONE DAY の鉄気の多さに興味津々であります。
小さな本ですから……大丈夫、でも活字の小ささに……ちょっと辟易としておりますです。
レールでできた建築(etc.)は、なぜあんなにきれいなんでしょう?鉄道の取材では、最初の頃はよくわからなくて「まあ、なんていい形なんでしょう。まるでレールでできているみたい」だなんて思っていました。「ほら、あれも」「これも」レールでできているんですよと、行く先々で教えていただき、古レールでできたものが随分多いのだと知りました。
いい本ですねえ。なんとか仕事部屋の本を減らそうとしているのですが...間違って買ってしまいそうです。
Posted by: kadoorie-ave @ July 6, 2010 08:05 AM