「伊丹十三記念館」の仕事 | [ Architecture , Event ] |
昨日は、武蔵野美術大学公開講座2007 の第三弾、建築講座「『伊丹十三記念館』の仕事」が開かれた。
今年5月15日に松山に開館した「伊丹十三記念館」を巡って、設計者である建築家・中村好文氏を招いて、「芸術新潮」編集長・松家仁之氏と建築家・松家克氏の鼎談という趣向だ。
中村好文氏によるパワーポイントによるプレゼンによって、記念館の構想から展示計画の細部(土産の饅頭に至るまで)にわたる全てが明らかにされる。「伊丹十三フリーク」と自認する氏にとっての伊丹十三という存在をどう捉えきたのか、そしてこの記念館にどう活かしていったのかが語られた。
編集者である松家仁之氏は、ある意味でこの記念館の黒子のような役割だが、伊丹十三と中村好文をどうつないでいったかを語られた。
司会の建築家・松家克氏とは同姓、従兄弟という関係であったのだ。
充実の中村好文ワールド、そして、今はなき伊丹十三に思いを馳せた二時間であった。
● 伊丹十三記念館
● af_blog: 中村好文さんのお話を聞く
● OMソーラーの家「東京町家」: 中村好文:「伊丹十三記念館」の仕事
東京町家 さん、どうもです。
中村好文さんの仕事はあまり存じ上げなかったのですが、今回の講演はなかなか面白い時間でありました。
設計者は各々異なるフィールドに立っているんだというのが一番に思ったことです。重なる部分もあれば重ならない部分もあります。
昨日は偶然お目にかかれて、嬉しかったです。
とても愉しい講演会でしたね。
日本最小のBeh@usもうじき完成です。
TBさせて頂きました。