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綱渡りの男

BOOKS

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綱渡りの男
 MAN ON WIRE

作者: モーディカイ・ガースティン Mordicai Gerstein
訳者: 川本 三郎

ISBN: 978-4338202046
出版: 小峰書店
定価: 1.680-円(税込)

あの今はなきニューヨークのワールドトレードセンターに、こんな話があったなんて知らなかったなぁ。
1974年の8月、二つのタワーの間、地上400mをフランス人の大道芸人 Philippe Petit フィリップ・プティが綱渡りをしたのだ。その一部始終を描いたのがこの絵本なのだ。
意表をつく緻密な準備、そして、表紙の絵を見るだけで分かるように、実にスリリングな視点........ゾクゾクするような面白さなのだ。

この絵本は島根県の「行ったり来たりの里」柿の木村、リンケンの社長のブログ「マイルスくんが行く(マイルス社長のパラドックスな日々)」で紹介されたのを読んで知ったのだ。

この話は長編ドキュメンタリー映画となって、今年2009年のアカデミー賞のドキュメンタリー賞を受賞.......となったのだ。本書の出版は2005年(原書は2003年)だが、今は第2刷となってやっと日の目を見た.......ということかな。

その映画 MAN ON WIRE「マン・オン・ワイヤー」が6月から公開とのこと、楽しみである。
 ● 【映画】MAN ON WIRE 公式サイト


Posted by 秋山東一 @ March 28, 2009 12:24 AM
Comments

玉井さん、どうもです。
あの町山が出ていたTBSストリームはお終いとのこと、サイトからダウンロードして聴くのも本日が最後とのこと.........過激な話がいろいろあっておもしろかったのに......残念です。
いやぁ、本書は大人が楽しむ児童書........でありますです。

Posted by: 秋山東一 @ March 31, 2009 08:27 AM

町山の声を初めて聴くと
勝手に想像していたより若い男の声でしたが、面白い話でした。
さっそく本を図書館に予約。
児童書というカテゴリーだったので、ガキにこんな危険な本を読ませようというのは、近頃にしてはなかなか感心な心がけと思いました。

Posted by: 玉井一匡 @ March 30, 2009 09:44 PM

miles さん、どうもです。
今回、ご紹介いただいて、この絵本を知ることができました。ありがとうございました。
これからも.........ご紹介、よろしくお願いいたしますです。

Posted by: 秋山東一 @ March 29, 2009 04:43 PM

iGa さん、どうもです。
おっと、それは聴かなくちゃ。ところで、TBSストリームは、なんだかお終いのようですね。残念......。

Posted by: 秋山東一 @ March 29, 2009 04:40 PM

こういう大人の絵本というかオトコ心をくすぐる絵本を
見つけると堪りません。
僕は毎日が綱渡りの日々のようなモンですけど。

Posted by: miles @ March 28, 2009 12:44 PM

昨日で番組が終了したTBSストリームの3/3(火)放送分の「コラムの花道」で映画評論家・町山智浩が『マン・オン・ワイヤー』を紹介していたのをポッドキャストで聴きました。
しかし、この男は凄いですね。17か18の少年時代にワールドトレードセンターの完成予想図を見て、このツインタワーの間にワイヤーを.....と考え...それから綱渡りの修業に....高所恐怖症の私にはとても信じられない話。

Posted by: iGa @ March 28, 2009 08:09 AM