ガラパゴスの箱船 | [ BOOKS , THINK ] |
ずいぶん昔の愛読書だが、今は文庫本だ。
カート・ヴォネガット Kurt Vonnegut は大好きな作家だ。
彼は現代アメリカ文学の代表的作家といわれている。同氏の作品の中で、「ガラパゴスの箱船」が一番好きだ。こりゃ、今まで一番面白かった本って何って聞かれたら、こいつだって言うと思うね。カート・ヴォネガット本人が、本書が最高傑作と言っているくらいなのだ。
次作、1997年の「タイムクエイク TIMEQUAKE」を最後に断筆した。
Q : これからはなにをして過ごしますか?A : 絵を描いたり、ニューヨークのラジオ公共放送局からたのまれた短い文章を書いたり。世のなかにはひまつぶしの方法を知らない人もいる。わたしは知っている。またたくまに一日はつぶれるんだ。
● 暗いニュースリンク: カート・ヴォネガットの最新エッセイ集が米国で発売
● 暗いニュースリンク: 「I Love You, Madame Librarian」byカート・ヴォネガット
● 暗いニュースリンク: 「終末は近づいている」byカート・ヴォネガット
この「暗いニュースリンク」なるブログ、どこのどなたか知らないが、たくさんの報道されないニュースを翻訳して読まさせてくれるのだ。要チェック、ブックマークなのだ。
ブッシュ政権とテロ警報......イラクの米軍基地を支えるアジアの貧困層......自由なアメリカ:反ブッシュ写真の現像をウォルマートに持ち込んだ高校生、店員に密告されシークレットサービスから尋問......バート・バカラック、最新アルバムでブッシュ批判「言わねばならないことがある」.................
fuRu さん、どうもです。
カート・ヴォネガット(ボネガット)が亡くなったこと存じております。まぁ、ずいぶんと昔に断筆されておられるわけだが、ちょっと一冊、ご冥福を祈り読んでみようかな。
最後の、そして最新のエッセイ集「A Man Without a Country」を浅倉久志訳で早く読みたいものです。
ご冥福をお祈りします。
http://www.asahi.com/international/update/0412/TKY200704120173.html?ref=rss
カート・ヴォネガットの翻訳書って、みんな浅倉久志訳で早川からでているんだけれど、分類はSF、装幀はいつも和田誠なんだ。
これって、「和田誠のSF本」になっているような、一つの色眼鏡で見られている感じで、なんとなく損してるみたいな感じがするなぁ。