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Golden Section Finder

Art/Design , Stationery

GOLDEN_SECTION_finder_0.jpgGolden Section とは黄金比のことだ……、1 : 1.618 として知られる比のことだ。

この覘いて視る……、小さなお道具 Golden Section Finder は「黄金比メガネ」というべきものなのだ。

 ● ODLCO: Golden Section Finder

Twitter 上で友人が「……これ欲しかったな」と tweet しているのを見て、サイトを見てみればこれ……。SOLDOUT となっていたが、青、オレンジ、茶、クリアと順にチェックしていくとクリアだけが買えるのを発見……、というわけで、CART に入れてゲットの儀と相成ったのだ。

本体価格が$10.00で、送料が$15.00と高いものについたが、どんな物なのか……好奇心には勝てない。

というわけで、Chicago からやってきた。

Thanks for supporting small batch manufacturing. なる文言……、少量生産支援感謝……がなかせる。

GOLDEN_SECTION_finder_1.jpg


ほぼカードサイズの、85mm×53.5mmの3mm厚の透明アクリル板に、黄金長方形が印刻されているだけのいたってシンプルなものなのだ。

FabCafe にデータと材料を持ち込めば、あっというまに small batch manufacturing ができそうだ。

この Golden Section Finder が手元に届く前、設計にレシオコンパスなるお道具で黄金比を確認するという、讃岐は菅組の怪人・山地隆之氏の Facebook 上にこいつについてコメントしたところ、大いに盛り上がり、氏は自作してしまうということになってしまったのだ。

 ● 山地 隆之|GoldenFinder2013/0113

GOLDEN_SECTION_finder_3.jpg


まぁ、黄金比の美学について、それを信奉するものではないが、このお道具を使って勉強してみようという魂胆なのだ。

まずは、黄金比のサンプルみたいに扱われている Jacques-Louis David ジャック=ルイ・ダヴィッドの「 Madame Récamier 」を、MacBook Air の画面上で覘いてみよう……。

なるほどなのだが、うまく写真が撮れません。

山地さん、ごめんなさい。



色付きが SOLDOUT でクリアが一個売れ残りだった理由は、クリアは見え過ぎなのですね。

ファインダーの黄金長方形越しに視る時、目を細めてしまいますが、サングラスのようであれば……それは不用というわけです。

Posted by 秋山東一 @ January 25, 2013 01:55 PM
Comments

yam さんこと山地さん、どうもです。
こちらこそ、こいつの楽しみを実践し、お教えいただきありがとうございます。
私は、この物を作ってみたい、small batch manufacturing をやってみたい……と考えておりますです。

Posted by: 秋山東一 @ January 25, 2013 05:20 PM

これやってみますと構図の美しさの秘密を発見するのがワクワクします。
Madame Recamierの構図、完璧で美しいです。さっきダヴィッドの「サン・ベルナール峠のナポレオン」にもあててみたんですけど、これも完璧でした。馬の足と鼻としっぽの結んだ線です。アングルのグランドオダリスクは逆にすごいデフォルメしてるのがよく分かりました。アアルトのムーラッツァロのブルータイルのところもビシッ!!とはまってました。純正品のホワイトの線やっぱり格調あります。レカミエさんの姿が調和して響いてきてるみたいにみえて、うっとりしてます。新しい楽しみできてとてもはっぴーな「怪人!?」よりこころより御礼もうしあげます。ありがとうございますo(^-^)o

Posted by: yam @ January 25, 2013 04:30 PM