| 死都日本 | [ BOOKS ] |
先日、久しぶりに玉井さんに合う。それに、彼の友人の若井氏も来られ、何となくその時持っていた本の話になって、若井氏の本「火山大国日本」なる本、そんなところから、玉井さんの「死都日本」……。
玉井さんがこの本を一押ししていたのは存じ上げていたが、なんとなく手を出さぬままになっていたのだ。
時に出かける鹿児島空港で、その至近の霧島山、加久藤盆地として知られる加久藤カルデラ……、本書は、そこが破局的噴火 (破局噴火) を起し、沖縄と北海道を除く日本全土が壊滅的な被害に沈むという近未来小説なのだ。
今回の主役加久藤カルデラの南側には姶良湾・桜島が連なっているが、姶良カルデラでまだ現役の火山であること知って驚いたのは、そんな昔ではない。
ランドスケープデザイナーの内藤恒方先生の「鹿児島空港から市内に向って高速を走らせる時、カルデラの縁に沿って下っていく」という話を聞いて合点がいったのであった。
最近、鹿児島シンケンの森畑さんの「大地の息吹『活火山』と共に暮らす 鹿児島県鹿児島市 シンケン - 地域の記者 | ちいきのたより | 住まいマガジン びお」を読んで、未だ、大きな時間の中で動いている大地の上に生活があるのを、深く理解したばかりなのだ。
一万年に一回というような破局的噴火が世界を揺るがす……、いつか必ず起ることなのだ。