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ボローニャ紀行

BOOKS

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ボローニャ紀行
文春文庫

著者: 井上 ひさし

ISBN: 978-4167111281
出版社: 文藝春秋
価格: 530 -円(税込)

井上ひさしが亡くなった。

ご本人はいろいろ複雑な……な方だったようだが、私が最後に読んだ彼の本は「ボローニャ紀行」なるエッセイだった。本書は、もう、文庫本として簡単に読める。

現在、非常に混迷しているかに報道されている日本の現状、それがどのような方向にむかうのか、本書に書かれている「ボローニャ方式」を……と思うのだ。

折しも、10, 11日と上野の藝大では「日本とイタリアの歴史的都市―その保存と変容」なる、東京藝術大学・ボローニャ大学共同シンポジウムが行われたようだ。

Posted by 秋山東一 @ April 12, 2010 09:17 AM
Comments

iGa さん、どうもです。
そうだったんだぁ。本書の読書は、実に好タイミングだったのですね。

Posted by: 秋山東一 @ April 15, 2010 01:46 PM

そういえば、井上 ひさしはここ二十年くらい読んでなかった。
さっそく文庫本をゲット...昨日、電車の行き帰りで読みました。
「ボローニャ紀行」の「花畑という名の都市」の章で語られている「ボローニャ方式」と呼ばれる都市再生の仕掛けの発案者...ピエル・ルイージ・チェルヴェッラーティ氏...その人がシンポジウム「日本とイタリアの歴史的都市―その保存と変容」の最初の講演者と云うのも、何かの因縁かも...
ベルルスコーニの名こそ出てきませんでしたが「善き統治」でなく「悪しき統治」によって...イタリアでも日本と似たような問題を抱えているようでした。

Posted by: iGa @ April 15, 2010 11:27 AM

おっしゃるとおり、やっぱり読んでました。でも、さらりと再読するつもりです。

Posted by: 今井孝昌 @ April 13, 2010 08:38 AM

飛曇荘Bさん、どうもです。
そうですか……、高山には、ちょこっと行ったことがあるという程度で、ちゃんと、行ってみたいものです。
ところで、早くそうありたいですね。楽しみです。

Posted by: 秋山東一 @ April 13, 2010 12:19 AM

シンポジウムのポスター(?)の歴史的都市(?!)の画像、どこかでみたことあるなあ……と、よくよくみたら「渋草焼」って!、高山でした。

別件ですが、先日はお電話をありがとうございました。その節はよろしくお願いします。

Posted by: 飛曇荘B @ April 12, 2010 09:16 PM

今井さん、どうもです。
そう感じた時は、もう読んでいます。……私の経験では……。

Posted by: 秋山東一 @ April 12, 2010 03:02 PM

これって以前に読んだような気もするのですが、後ほど書店に行ってみます。熱き血を感じるのですが、そうではないですか。

Posted by: 今井孝昌 @ April 12, 2010 01:41 PM