050210

Mamod

MECCANO , TOYS

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英国 MAMOD の蒸気エンジンの玩具である。 もちろん、実際に動く模型である。
蒸気エンジンの玩具は、いわゆる蒸気機関車や、トラクションエンジンやロードローラー等の蒸気自動車が一般的であるが、ここにある2台は Stationary といわれる設置型のエンジンで、純粋に動力として、何かの可動物を作るためのものだ。

弾み車の軸についた溝にスプリングベルトかけて動力を取りだす。エンジンの台座に空いた穴は、もちろん MECCANO の規格である。メカノで作ったクレーンや諸々、その動力として使う、そんなメカノの仲間なのである。

ボイラーに水{まぁ、お湯、水から沸かすのは時間がかかる)を入れ、固形アルコール燃料で熱して蒸気を発生させ、シリンダーに送り込む。
大きなものも小さなものも、エンジン部分は「首振りエンジン」といわれる蒸気機関としてはもっとも簡単なものだ。オシレーティング(oscillating)エンジンという。シリンダー自身の運動によって吸気排気の行うという簡単な仕掛けなのだ。

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蒸気エンジンの玩具は、この MAMOD とドイツの Wilesco の二社が有名である。最近はネットで検索すると中小の蒸気エンジンのメーカーで作った玩具から、ミュージアムモデルに近い模型まで手に入れることができる。

昔、TAU に連載した「機械解読」に、Mamod のエンジンについてちょこっと書いている。

2.スティーム トラクション エンジン

Posted by 秋山東一 @ February 10, 2005 07:00 AM
Comments

赤い台座の上のピカピカの真鍮のボイラー。散々おもちゃにしましたが、試運転は絶対にやらせてもらえませんでした。実際の動く所を見ないままです。25年ほど前に家を建て直してから見てないなぁ、どこにいったのかなぁ。動く所を見たいです。

Posted by: kawa @ February 14, 2005 05:34 PM