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ガラスの封筒と海と

BOOKS

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ガラスの封筒と海と

著者: アレックス・シアラー Alex Shearer
訳者: 金原瑞人/西本かおる

ISBN: 978-4763017055
出版: 求龍堂

価格: 1,728-円(税込)

あとで知ったのだが、アレックス・シアラーなる英国の作家ってとても有名で、邦訳本もごろごろある人だったのね。

表紙の絵を描いた久保田潤さんを昔から知っていたのだが、この本と潤さんの絵の展覧会が開かれた恵比寿の画廊に出かけ、そこで、この本を知ったというわけなのだ。

まぁ、とを描かせたら……この人しかいない、久保田潤さんしかいないのだ。

この表紙って、とても凝っていて、穏やかな海の絵の上に、瓶の絵が印刷された透明なカバーが掛かるというものなのだ。

その展覧会に行ったのは7月初めだった。そこで、久保田さんに会えたのは当然なのだが、思いもしない人物と再会……、幼なかった、知っていた少女が……立派な女性となっておられた……、それも、出版社の担当者としてこの展覧会を差配されていたのだ。

・ ・ ・ ・ ・
そうそう、お話はヤングアダルト向けだ。イギリスの港町、船乗りの父を海で失った少年が、瓶に手紙を入れて海に流し、返事を待つ。
そして少年はついに水面に浮かぶ瓶を発見する……。そこから、お話はぐんぐんと展開していくのだ。

目 次
 プロローグ

この瓶をみつけた人へ
パンを水に投げよ
ローズ・ヘイヴン
二本め、三本め、四本めの手紙の瓶
具合の悪い日
人魚
海難救助者の権利
五本めの瓶――最終通告
その他の話題
返事
海の男
ミスター・ボーンズへ
オーシャン・パール号
新たな知らせ
わが友よ
エサ
スワン・オブ・イヴ号
嵐を乗りきれ
最後の手紙
出航
そのうちやがて
最後の最後

 訳者あとがき


Posted by 秋山東一 @ September 21, 2017 07:16 AM | TrackBack (0)
Comments

秋山さん、ご紹介ありがとうございます。恐縮です。

Posted by: @ September 21, 2017 10:32 AM
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