ガラスの封筒と海と | [ BOOKS ] |
表紙の絵を描いた久保田潤さんを昔から知っていたのだが、この本と潤さんの絵の展覧会が開かれた恵比寿の画廊に出かけ、そこで、この本を知ったというわけなのだ。
まぁ、海と瓶とを描かせたら……この人しかいない、久保田潤さんしかいないのだ。
この表紙って、とても凝っていて、穏やかな海の絵の上に、瓶の絵が印刷された透明なカバーが掛かるというものなのだ。
その展覧会に行ったのは7月初めだった。そこで、久保田さんに会えたのは当然なのだが、思いもしない人物と再会……、幼なかった、知っていた少女が……立派な女性となっておられた……、それも、出版社の担当者としてこの展覧会を差配されていたのだ。
この瓶をみつけた人へ
パンを水に投げよ
ローズ・ヘイヴン
二本め、三本め、四本めの手紙の瓶
具合の悪い日
人魚
海難救助者の権利
五本めの瓶――最終通告
その他の話題
返事
海の男
ミスター・ボーンズへ
オーシャン・パール号
新たな知らせ
わが友よ
エサ
スワン・オブ・イヴ号
嵐を乗りきれ
最後の手紙
出航
そのうちやがて
最後の最後
訳者あとがき
秋山さん、ご紹介ありがとうございます。恐縮です。
Posted by: @ September 21, 2017 10:32 AM