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くうねるところにすむところ

Architecture , BOOKS

一昨日27日、若い世代へ向けて「家とは何か」を伝える叢書「くうねるところにすむところ」で「第二回 武蔵野美術大学建築学科 芦原義信賞」を受賞された真壁智治氏を祝って、飯田橋の日仏会館でパーティーが開かれた。建築界の錚々たるメンバーが参集されていた。

その叢書も「オキナワの家」、そして「向こう三軒両隣り」を紹介したが、既に十五冊を数える。
今回のパーティーで、叢書全巻六十冊を刊行する予定と話されていた。

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ぼくの居場所
くうねるところにすむところ 15

著者: 竹山 実

ISBN: 4757303718
出版: インデックス・コミュニケーションズ
定価: 1,600-円(+税)

くうねるところにすむところ−子どもたちに伝えたい家の本−

01・家ってなんだろう・ 著:益子義弘
02・家のきおく・    著:みかんぐみ
03・オキナワの家・   著:伊礼智
04・家族をつくった家・ 著:芦原太郎
05・集まって住む・   著:元倉眞琴
06・物語のある家・   著:妹島和世
07・地球と生きる家・  著:野沢正光
08・みちの家・     著:伊東豊雄
09・中心のある家・   著:阿部勤
10・素材の実験・    著:隈研吾
11・家と土地をうけつぐ・著:更田邦彦
12・向こう三軒両隣り・ 著:田中敏溥
13・家の顔・      著:片山和俊
14・家の?・      著:青木 淳
15・ぼくの居場所・   著:竹山 実


真壁智治氏は1969年武蔵美・建築学科を卒業、在学中より「遺留品研究所」なる組織を結成し、独特な都市サーべイによって、先駆的な都市分析を行ったのである。私が最初に氏の名を聞いたのは1972年の「商店建築増刊 /現代建築手法百科」の筆者の一人としてであった。その氏が、このように優れた企画を起こし、このように高く評価されたのを喜びたい。

又、「くうねるところにすむところ」のような建築を易しく語る出版物が世に受け入れられ、多くの方々に建築、あるいは建築家の仕事が理解されることを望みたい。

Posted by 秋山東一 @ May 29, 2006 07:59 AM
Comments

http://artgene.blog.ocn.ne.jp/osborn/2006/05/post_c853.html#trackback
こちらのBRUCE OSBORNのブログからも、トラックバックさせていただきました。
建物や街については、これからも折に触れて取り上げたいと思っていますので、どうぞよろしく。
井上

Posted by: オズボーン @ May 31, 2006 08:50 AM

秋山さん 
ありがとうございます。
私も2つにトラックバックいたしました。
真壁さんの本、次の切口はどっちから??
楽しみですね。

Posted by: オズボーン @ May 30, 2006 07:34 AM

オズボーン さん、こんにちは。
トラックバックありがとうございました。当方、二つのエントリーよりトラックバックさせていただきました。
エントリーの最後のホッピーがいいですね。私も大好きであります。

Posted by: 秋山東一 @ May 29, 2006 07:49 PM

早速トラックバックをしていただいてありがとうございました。
そちらのサイトにも、私のトラックバックをお願いいたします。

Posted by: オズボーン @ May 29, 2006 06:50 PM