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吉村順三建築展

Architecture , Event

2005年11月10日、吉村順三建築展は始まった。その前日9日、盛大にオープニングレセプションが行われた。
その後、記念シンポジウム、テレビ放映と行事てんこもりだが、吉村関連のエントリーをここにリンクしておこう。

aki's STOCKTAKING: 吉村順三建築展 /開催
aki's STOCKTAKING: 吉村順三建築展/記念シンポジウム
aki's STOCKTAKING: 吉村順三 /1941年12月8日
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aki's STOCKTAKING: 建築は詩ー建築家・吉村順三のことば100
aki's STOCKTAKING: 小さな森の家
aki's STOCKTAKING: JA 59 吉村順三
aki's STOCKTAKING: 人は見た目で........

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吉村順三建築展ー建築家吉村順三の作品とその世界ー

■ 会期: 2005年11月10日(木)-12月25日(日)
■ 月曜休館 午前10時〜午後5時(入館は閉館の30分前まで)
■ 会場: 東京藝術大学大学美術館
■ 主催: 東京藝術大学、吉村順三建築展実行委員会、東京藝術大学美術学部建築科
■ 共催: 匠美会(東京藝術大学建築科卒業生の会)、吉村設計事務所
■ 後援: 朝日新聞社、日本建築学会、日本建築家協会、日本建築士会連合会、建築業協会、ジャパン・ソサエティー
■ 企画協力: 新建築社
■ 観覧料: 一般800円(600円)、高校・大学生500円(400円) 中学生以下無料 ※( )内は団体、20名以上

■ 記念シンポジウム
「吉村順三の現代的意味」2005年11月19日(土)14:00~16:00
 植田 実(建築評論家)/藤森照信(東京大学生産技術研究所教授)/松山 巌(小説家・評論家)
「吉村順三の設計作法」2005年12月3日(土)14:00~16:00
 藤岡洋保(東京工業大学大学院教授)/高間三郎(科学応用冷暖研究所所長)/堀内敏人(京都造形芸術大学教授)/野沢正光(建築家)
 会場: 東京藝術大学美術学部大浦食堂 定員: 150名(聴講無料。ただし定員を超える場合は入場できない場合があります。)
■ 記念コンサート「シュトゥットガルト室内管弦楽団トリオコンサート」
 11月2日(水)午後7時開演 台東区立旧東京音楽学校奏楽堂 / 11月4日(金)午後2時30分開演 愛知県立芸術大学奏楽堂
 11月5日(土)午後5時30分開演 八ヶ岳高原音楽堂
■ ギャラリートーク
 11月26日(土)12月10日(土)14:00~16:00 定員30名程度


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「建築家として、もっともうれしいときは、建築ができ、そこへ人が入って、そこでいい生活がおこなわれているのを見ることである。
日暮れどき、一軒の家の前を通ったとき、家の中に明るい灯がついて、一家の楽しそうな生活が感じられるとしたら、それが建築家にとっては、もっともうれしいときなのではあるまいか」
吉村順三 1965

吉村先生は冗舌な方ではなかった。この一文は、ちょうどそのころ世の中を騒がせた新宮殿の設計問題について「朝日ジャーナル」にお書きになられた文章の一部だそうだ。
高名な建築家でありながら、尊大になることなく、その使命を謙虚に等身大に語っておられる。

Posted by 秋山東一 @ January 21, 2005 09:09 AM
Comments

some ori さん、ごぶさたいたしております。
いつもブログ拝見いたしております。いつも自己研鑽というべき世界、外から声をかけるのもはばかれるほどの緊張感を感じる時があります。
そんなあなたの目に吉村の展覧会がどう映ったのか、私はとても興味あることだったのです。

Posted by: 秋山東一 @ December 15, 2005 10:24 PM

こんにちは!some ori です。TBいただき感激いたしました。実は私、エントリー書いたときこちらへトラバしたかったのですが、うまく行かず、過去ログを拝見していたら今閉鎖中とのことで、あららと思っていたのでした。再開されたのですね!
吉村さんは冗舌ではなかったんですね。でも私には会場に書かれた一つ一つの言葉にぐぐっときました。冗舌ではなかったからこそ、奥底からの真実って感じなのでしょうか。

Posted by: some ori @ December 15, 2005 02:29 PM

kawabata さん、こんにちは。
......いいですね、と言っていただいたのはうれしいのですが、ウェブサイトの見え方、特にテキスト部分は、MacかWindows、それにブラウザーの種類、その設定によっても違います。ご覧になられている環境に依存しているので、こちらから何かコントロールすることはできません。私はMacで、ブラウザーはSafariです。又、その環境で最適にするようにはしていますが、どこでも誰にでも最適とはいきません。

Posted by: 秋山東一 @ December 14, 2005 06:30 PM

こちらの吉村さんのご案内の日本語フォントいいですね。
英数字はGIl Sansだと思うのですが日本語はなんですか。

お教えいただければ幸いです。

Posted by: kawabata @ December 14, 2005 10:31 AM

あれれれれ。
僕も6日に行っていました。
午前中だったのですが
秋山さんは午後からだったんでしょうか。
ニアミスですね。

Posted by: fuRu @ December 8, 2005 01:01 PM

本日6日、吉村順三展に再度でかけました。

バギーに乳児をのせて展示を見ている方もおられたし、泣き叫ぶ幼児をなだめておられる方もおられました。
お子様連れでも大丈夫のようです。

Posted by: 秋山東一 @ December 6, 2005 08:05 PM

いーず さん、こんにちは。
展覧会、ギャラリートークにお子さんと一緒に入れるのかどうか、私は分かりませんので、美術館にお聞きになってください。

Posted by: 秋山東一 @ December 6, 2005 01:02 AM

只今子育て奮闘中!でも行きたい!!
baby連れでも館入可能でしょうか。
ギャラリートークへの参加は無理・・・ですよね?

Posted by: いーず @ December 5, 2005 11:07 PM

只今子育て奮闘中!でも行きたい!!
baby連れでも館入可能でしょうか。

Posted by: いーず @ December 5, 2005 11:04 PM

今回のギャラリートークは、吉村設計事務所OBによる吉村順三の作品解説ということになっています。例えば、軽井沢の山荘であれば図面を引いた平尾さんが解説するとか.....、定員30名という小規模のものですから、膝つき合わせてといった親密な会になるのではないかと思います。

Posted by: 秋山東一 @ December 1, 2005 05:29 PM

お教えいただきたいのですが、ギャラリートークとは具体的に何のことでしょうか? お答えいただきたいと思います。 
よろしくお願いいたします。

Posted by: 学生 @ December 1, 2005 04:51 PM

高田桂子さん、了解しました。

Posted by: 秋山東一 @ March 31, 2005 08:51 AM

すみません。どこに了解をとったらいいかわからず、ここに書かせていただきます。中央設計・研究所の高田です。うちの研究所所長は吉村順三の弟子に当たる人です。今「吉村順三建築展」に合わせて、「(仮)建築家・吉村順三のことば100」という著書を監修しています。
中央設計のホームページにこの「吉村順三建築展」のページをリンクさせていただきたいのですが、了承していただけるでしょうか?
研究所のページはまだupしていません。連絡は私のメールアドレスまで。

Posted by: 高田桂子 @ March 30, 2005 08:51 PM

お布施というと、ちょっとなんですが、誰かが「ジュンときて、ゾッとする」なんて云わないことを望みます。

Posted by: 秋山東一 @ January 24, 2005 09:06 PM

ちゃんとお布施、振り込みました!!

Posted by: 伊礼智 @ January 24, 2005 07:45 PM