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Red Caboose

MODEL RAILROAD , TRANSPORT

caboose_ATL_0.jpg+

この Caboose カブースは、我が aki's RAILROAD に、 Märklin MAXI の ATLANTIC COAST LINE の F7 ディーゼル機関車が導入された際、一緒に導入されたものである。

機関車とカブースは同一の鉄道会社のものでないと、模型であっても列車編成がおかしい……というわけで導入したものなのだ。

ATLANTIC COAST LINE のカブースはこのように赤の塗色……、まさしく、Red Caboose なのだ。

aki's RAILROAD に所属する二両のカブース、ATLANTIC COAST LINE と UNION PACIFIC を並べてみた。……ちょっと、赤い ACL をいじってみたのである。

よく見ると二両のプロポーションの違いが分かると思う。オリジナルのままの黄色い UP の物より、赤い ACL の方がボギー台車の間隔を広くなって落ち着いた印象がある。オリジナルのテンソク気味というかチョコマカした状態から、間隔を広く改造してみたのである。

caboose_ATL_UP_1.jpg

まぁ、オリジナルのボギー車の位置は、半径の小さいカーブでの車体との干渉を防ぐためなのだが、aki's RAILROAD の線路の半径 1020mm では心配ない。本来の姿に改造したのである。

改造は、本体のフレームからボギーの支持軸を外して、14mm外側にあった3mm径の穴(この穴は3個並んで開いているが、MAXI の既存ヨーロッパ型二軸客車を米国型カブースに流用する際に残されていたものであろう)を5mmに拡張して、そこに移したのである。

・ ・ ・ 

私は Tin Plate 製である Märklin MAXI を大いに好むものではあるが、Tin toy として文脈(これが大事……)を保持しながら、最大限の機能的な表現はあってほしいと考えているのだ。

aki's RAILROAD の全車両はオリジナルのままという物はない。連結器は Kadee に換装している。

この二両のカブースは、ボギー車の位置を変える他にも改良したいと考えている。ETD 点滅式尾灯や、室内間仕切りや室内灯も再現したいと考えているのだ。


追記 120707

点滅式尾灯を付けるは完成した。それも、100円ショップ「ダイソー」で購入した自転車用の尾灯を使って製作した。

この Märklin MAXI の工作は、本来こうあるべきであるという視点の上で考えている。これは建築設計での「特殊解」と「一般解」の違いに似ている。言い方を代えれば「工芸品」と「量産品」の違いというように感じる。

これらの工作は、あくまでも Tin Plate 製という物の特性を考えた「一般解」「量産品」でなければならない……と考えているのだ。

 ● aki's STOCKTAKING: Red CAboose / 2


Posted by 秋山東一 @ July 2, 2012 05:20 PM
Comments

玉井さん、どうもです。賛意の表明ありがとうございます。
このメルクリンのカブースのボギーの位置は、あくまでも走らせる線路の都合で歪めてあったのを、正した……というわけです。実物の図面なんぞでボギーの位置を確かめて工作しました。
単純な内容なのですが、試行錯誤しながら進めています。最終的にはメルクリンというメーカーが出荷したオリジナルは、こうであった……という状態にしようと考えているのです。

Posted by: 秋山東一 @ July 3, 2012 10:23 AM

 なるほど、私は恥ずかしながらカブースということばさえ知りませんでしたが、生活空間をレールに載せるカブースの魅力が、ボギー車(これも、ぼくは初めて使う言葉です)を端に近づけるだけで豊かで落ち着いたように感じます。
 自動車も、小型車ではオーバーハングを精一杯少なくしているところがぼくは好きですが、あちらは室内のスペースを広く、ピッチングを減らすためという理由があるけれど、鉄道の場合は路面の凸凹もないしタイヤハウスもないし、いずれも関係ないんですね。
 カブースの車の位置を考えるだけで、自動車と鉄道の走り方がまったく違うんだということに、いまさらながら実感して、なるほどと思いました。
うん、やっぱりこのほうがカッコいい。

Posted by: 玉井一匡 @ July 3, 2012 08:09 AM