動く箱の発見 | [ Car , Mag ] |
この[建築]1972年6月号の特集「在庫品目録」の中の私の一文「動く箱の発見」を再読してみたが.......なんともである。
今、その恥ずかしい文章を読むには相当の勇気がいる。読むのに勇気がいるくらいであるから、公表なんぞするにはもっと勇気というか、鉄面皮な......が必要なのである。
内容は、あの頃の自分の自家用車であるダイハツ・ハイゼットを正当化するための語句を並べ立てたものにすぎない。
とはいうものの、あの時、今あるのかどうか知らないが [ bbimonthly style auto architettura carrozzeria |26|3/1970 ] なるイタリアの専門誌の daihatsu hijet ダイハツ・ハイゼットの断面図をトレース、インキングしたものは、なかなか、いいのである。
結局、車を動く箱と捉えるような考えは、VW ビートルを偏愛することになり......、家の作り方を変えてしまおうと思ったのだ。
● aki's STOCKTAKING: 5.フォルクスワーゲンって・・・
● aki's STOCKTAKING: 試論/プロトタイプのOMの家
teru息子 さん、どうもです。
この私の最初の車、ダイハツ・ハイゼットはもう忘れかけられた車のようですね。きっと、ダイハツという名前が大阪発動機から....というのも忘れられていると思います。
この車の理屈が、ビートルの理屈になり、フォルクスハウスの理屈に連なっていったのですが、お読みいただきありがとうございます。
遅くなりましたが、「輝建設日記」を私の RSS Reader に加えました。
輝建設の息子のほうです。
いつも新しいエントリー楽しみにまっています。
今回のは、追記先のものも含めて、「だから、やっぱり……素敵なのね」と思いました。
私は「フォルクスハウス」が出たとき、まだ建築業界にいなかったものですから、いろんなところで「やっぱりフォルクス(ハウス)なんだよねええ」という声を聞くことが多く、なんだか悔しい気がしていました
ビートルズをライブで聴いた育った先輩方が「やっぱりビートルズいいよなあ」みたいな感じです。
※自分のブログにlink貼らせていただきました
Posted by: teru息子 @ December 13, 2007 09:15 AMこんな線画を見ていると、いろいろ思いだすことがある。
運転席と助手席の間の蓋があって、その下に 360cc のエンジンがあった。走行中でもエンジンを覗くことができた。
今考えると実物大の Tin Toy、ブリキ玩具みたいなものであった。