Tonka / VW beetle | [ Car , TOYS ] |
VW ビートルである。最近はニュー・ビートルなんぞがのさばっていて余り見ることがなくなった。そして、これは Tonka のブリキである。ブリキといっても本物と同じじゃないかと思えるほどの厚さ(0.5mm)があり、上に乗っかろうがぶっけようが壊れない。
昔、アメリカ製の子供向けの車の玩具って、このトンカ Tonka だったが、いつのまにかプラスチック全盛、コストコあたりで見かけても、大きさに魅力を感じても手に取ろうとは思わなくなった。
この Tonka 製ビートルの大きさは全長220mmで、ちょうど1/18の大きさだ。車のモデルの標準(大きな)というべきスケールで、CMC のレーシングカーも同じスケールだ。この子供向け玩具の代表であるトンカがそんな厳密なスケールでビートルを作ったのが不思議だ。
ダイキャストのモデルならばともかく、このVW ビートルのプロポーションの素晴らしさは特筆ものである。たくさんのビートルのブリキ玩具を持っているが、このプロポーションを持つものはない。三枚のプレスした鉄板(左・右面と上面の三面)を組み合わせているだけだが、部品分割が本物に近いというのが、素晴らしいプロポーションを作り出した要因ではないかと考えている。美しい。
ずいぶんとヤレてしまい、プラスチック部分も壊れているが、そのプロポーションの美しさはヤレることはない。鉄板のボディと車体パンに比して、内部とバンパー、マフラーからの排気管のプラスチックはあまり考えていないプラスチック製、タイヤ・ホィールもプラスチック製だが、ちょいと金属製のホイールキャップなんぞおごってくれたら、この美しい鉄板製のボディが映えるのにと思うのだが。
昔70年代、幼稚園のバザーで発見したのであつた。私に発見され、こんな高い評価を得るという幸福なブリキである。
● aki's STOCKTAKING: 5.フォルクスワーゲンって・・・
baja1000 さん、どうもです。
私も2台のビートルに乗りましたが、あの Fan to drive. の感覚は忘れてはいません。
ところで、ユキワ製チャックの品番は 13MG-6JT というものでありました。
はじめまして、1973年・1957年・1959年と3台の空冷ビートルを乗り継いできた者です。現在、TOY関係のコレクションは御座いませんが、興味があり覗かせて頂きました。それから、こちらのコーナーとは無関係なコメントで大変恐縮なのですが、TOOLの旋盤/2にて中国製のボール盤に使用されたユキワ製チャックの品番を教えて頂くことは出来ますでしょうか?申し訳御座いません。
Posted by: baja1000 @ January 20, 2007 10:40 AMたかさん、どうもです。
このビートルの優れた所は、プレスした鉄板(左・右面と上面の三面)の組み合わせにありますね。フェンダーやらドア、エンジン・トランクのフードは一体になっているのは当然ですが、床のフロアパンも含めて、まさしく本物と同じです。
つい最近、もっときれいな、デッドストックに近い、この Tonka のビートルを手に入れました。
ほんと、かっこいい~(というか、スゴイですね)。
この玩具の製作者(というか設計者?)は実際に『VW』の工場か
なにかをみられてつくられたのかなぁ~。
先生の紹介されている写真集のプレスされた『パーツ』とほぼ
同一と思われるような『ビートル』ですね。
僕も、幼稚園のバザーにいってみようかなぁ~(笑)。
Posted by: たかさん @ January 20, 2007 08:21 AM