040422

Auto Union Typ C

Car , TOYS

autounion_1.gif


4月16日のエントリー「Mercedes-Benz W125」で、1937年のヨーロッパのグランプリレースでのメルセデスベンツW125について書いた。

その頃、ドイツのレーシングチーム勢はその車体の色から「銀の矢」 Die Silberpfeilea (the Silver Arrows)と云われた。メルセデスベンツ、そして、その一方の雄はアウトウニオン(現アウディの前身)であった。

アウトウニオンとは Auto Union で字義どおり自動車連合という意味で、1932年、ドイツ東部のザクセン州に自動車企業連合体として誕生した。DKWにアウディを加え、それを核としてホルヒとヴァンダラーが集結、自動車業界の名門4社による連合体が完成した。その連合した自動車メーカーを意味する4っの輪がこのロゴの成立ちである。

1936年から37年にかけてのアウトウニオンのレーシングカーは type C であった。
フェルディナント・ポルシェ博士が設計した、当時としては革新的なミッドシップエンジン構造で前部の運転席を低くとることに成功した。V型16気筒6005ccのエンジン、スーパーチャージャーを備え520馬力、最高速度340km/hの性能を誇っていた。

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その Auto Union Typ C の1/18のモデルを手に入れた。

Grand Prix History
THE GOLDEN ERA OF GP RACING

ドイツのレーシングチーム勢、「銀の矢」 Die Silberpfeilea は、その後の第二次世界大戦初期の戦局を予告するかのようにグランプリレースを席捲した。

第二次世界大戦の直前のヨーロッパ、そこで史上最高、最大の自動車レースの時代があったのだ。


merclogo_3.gifMercedes-Benz W125

Posted by mine @ April 22, 2004 08:54 PM | TrackBack (0)
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