ANT swivel chair | [ Bricoleur , TOOLS ] |
2018年年頭の工作、第一弾……、アリンコ・チェアの回転椅子、一応完成した。
アリンコの脚が折れてしまったものを、その座を回転椅子化してみたのだ。
本来は、下に木製のなんらかの台を作って、その上に設置のつもりなのだが、まずは、その辺にころがっていたスツール (アアルトの STOOL E60 のイミテーション) に取り付けてみた。
まぁ、「みにくいアヒルの子」という風情だが、これは仮の姿……、ヤコブセン先生、お許しくださいませ。
もちろん、回転盤 THS-70160 を利用なのだが、アリンコの座に取り付ける6mmネジ3本と回転盤とのアダプターを製作し組立ててスツールに取り付けた。
スツールの脚は55mm短くした。そのまま取り付けたところ、座ると前に滑る。おっと、前が上がっているのを無視して水平に……、1.5mmのワッシャーを4枚、6mmを挟んで前のめりを解消して完成……なのだ。
手持ちのDIN規格の8mmのボルト・ナットを使ったが、ナット幅が13mm……、干渉して回転しない、JISには12mmのものがあるらしい。
まぁ、干渉しないように角度を選んで締めつけた。
まずは、めでたし、めでたし。
台の上、箱の上に据えて……、アリンコチェアの座り心地良さを「座イス」的に活かしてみたいと考えているのだ。
従って「みにくいアヒルの子」は過渡的な姿なのだ。
このアリンコ……正確にはアントチェアなのかな、当家には5脚ある。家族5人、夫婦と子供3人が会食できるように用意してあったのだ。
食卓用ではあるのだが、日常的に常時使用している。いつも使うということは、腰掛けていながら身体を捻ること多々、それが、あの細いパイプ脚に負荷を与えていたに違いない。
まぁ、回転椅子化すれば、そのような無理は生じない。