MECCANO Outfit No.10 / PS / contents | [ MECCANO ] |
引出しを作り直し PS のステンシルを施したメカノの大箱は、その後、仕切りを整備し全ての部品が収められた。
この PS のバージョンは「1964-1970 Black/Yellow/Silver」である。
それも「1958-1964 Final Red and Green」から仕様が変わった直後の1965年あたりの物である。
四つの引出し、その中味を見てみよう。
これは、MECCANO メカノの最終目標が大型のクレーンを作ることを目的とし、その為の大型の回転系の部品が用意されているからなのだ。
塗色が黒だったりするので分かり難いが、直径250mmの FLANGE RING が一番の大物だ。BOILER は直径50mmが3個、STRIP PLATE も大きく長さ320mmが何枚もある。
ギヤは多種多様……、相当複雑な機構を再現できる。
グレー色のゴム製タイヤは大中小の3種類、プラスチック製の一体型の物がる。ゴムのリングがあるのだが、経年劣化で除いてある。
その他、短いシャフト類と工具類もここにある。
真ん中の仕切りには、まだ台紙から外していない車輪類、プーリー、ギヤがデッドストック状態のまま、それも台紙3枚分もある。
今回用意した蓋付きブリキ缶には予備であったろうネジ類、細かい部品、この No.10 以外の部品を入れた。
そして、この箱の一番は草緑色のブリキのケースだ。
5個あり、細かい部品、ネジ類が入っている。
このケースは幸いにも「1958-1964 Final Red and Green」旧バージョンの物で、本来はプラスチック製の物であったのだ。
収まっているのは、メカノのストリップ、ガーター、アングルガーター……、シルバーに塗装されたものだ。
メカノの最長部品である ANGLE GIRDER の7番、24-1/2吋 620mmの長さの部品を収める為の対角線上の仕切りなのである。
このキャビネットの全体寸法もこの対角線寸法を基準としているのだ。
今回、MECCANO Outfit No.10 / PS を引き継ぐにあたって、最大の困難は この引出しを作り直す事であったのだ。
RS さん、コメントありがとうございます。
おかげで MECCANO メカノを多くの方々に知らしめることが出来ているように思います。
勢いに乗って 100th Centenary 10 set crane outfit も整備しましたので、これも公開できると思います。
Facebookのすべてのコメント、特に山田哲夫サンノコメントに拍手を送ります。
Posted by: RS @ August 11, 2014 11:40 AM