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Bricoleur @可喜庵

Bricoleur , Event , MODEL RAILROAD


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写真は masa さんが撮ってくださった可喜庵での写真だ。お座敷16畳に Märklin MAXI のレイアウトを建設中、線路を敷設している時の写真なのだ。

今回の aki's STOCKTAKING / off line の目玉は、私の Märklin MAXI を可喜庵の16畳で、「究極」のお座敷レイアウトをやることであったのだ。

この合板製のレイアウト基盤は可喜庵・庵主が率いる鈴木工務店が製作した……という噂もあったが、私が全て製作、友人の吉松翁とここで組み立てた物なのである。

昨年は、鈴木工務店でランバコアを切って基盤を作ってもらう計画だったのだが、その結果を見ることなく、あえなく中止……、今回は、ちゃんと設計して作ってみようという気になってきたのだ。

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材料は世の中で一番廉価な面材であるコンパネを選んだ。

その1800mm×900mmという正確な寸法を、ホームセンターの切断加工サービスだけで作ろうと計画した。1800mmの長さを三枚並べて、その端部、レール曲線(半径1020mm)部分を650mm幅でカバーするというのが基本方針だ。

しかし、同時進行的に起こった丸ノコについてのマイブーム……、定規によって容易に自分自身で正確に切断できるという事が分かって、ブリコラージュ的に自作する方向に変わってきた。

又、コンパネの平面精度の悪さに気がつかされ、その歪みをどう矯正するのか……、裏面にノコ目を入れ2x4材をあてる……というような、想定外の事態も起きてくるのだ。

そのような事態をかいくぐり、その材を利用して足を付ける……、足の部材は流用等々、作りながら考え、考えながら作るという過程で用意していったのだ。まさしくブリコラージュしていったのだ。

組立は現場であるお座敷16畳で、各面の端部をメカノの部品をネジ止めして固定……、その上にレールを敷設し、「究極」のお座敷レイアウトは完成したのだ。

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追記 120507

今回使用した材料は、コンパネ(1800mm×900mm)7枚、2x4材(長さ1820mm)8本であった。


Posted by 秋山東一 @ May 7, 2012 03:18 AM
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