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Eschenbach / Compass

Stationery

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一陽来復御守をお祭りする方向、今年の恵方である亥子なる方向(真北より西15度)をどう確定するのか……、iPhone のコンパスで解決をみたのだが、手持ちの磁石、方位コンパスを動員して研究してみたのだ。

その中でも、一番のお気に入りが、この独、Eschenbach エッシェンバッハ製の BEARING COMPASS ベアリング・コンパスなのだ。


このコンパスの話は、2002年に月刊OMフォーラムvol.9 [今月の道具]なるコラムの記事だったが、aki's STOCKTAKING の初期のエントリー「COMPASS」としたのだ。

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最近(2002年8月28日)、ハンズメッセで廉価にして手に入れた独逸はエッシェンバッハ Eschenbach 製のコンパスである。

BEARING COMPASS ベアリング・コンパスという。BEARING は方向とか進路の意味、日本語では「針路コンパス」ていうんだろうか。僕はずっとコンパスの軸受けにベアリングが使ってある精密なコンパスって意味かと思っていた。恥ずかしい。

目標物の方位を精密に読み取るためのコンパスなのだ。表面から見ると普通のコンパスにしか見えないが、コンパスの軸線上の下部に覗き穴、その上部に照準がついているのが分かる。

使用説明書にはこう書いてある。

両眼を明けて、コンパスを眼より10cm から 15cm の位置に保つ。
光学的効果により照準された目標物とコンパスの表示を同時に読み取ることができる。


たしかに、照準された目標物とコンパスの表示を明瞭に、251°というように読み取ることができる。海上でも陸上でも実用的に用いられるらしい。距離は歩測で、ポイントごとに数値を読み取れば、簡単な敷地の測量にも使えそうである。

/021023 月刊OMフォーラム vol.9 [ 今月の道具 ] 所収

追記 120130

このコンパス、十年前に手に入れたものなのだが、今回写真を撮った結果で驚いた。コンパスの文字盤の色が白から黄色に変色していたのだ。どこかに放り出していたのではないのだが……。


追記 120201

文字盤変色……と書いたが、文字盤は液体の入った容器に密閉されており、液体が経年変化で変色した模様である。


Posted by 秋山東一 @ January 30, 2012 08:39 PM
Comments

VolksA担当者Sさん、どうもです。
これはもうないと思います。その後見た事がないのです。Eschenbach エッシェンバッハ製のコンパスは、こいつをヘビーデューティにした軍用コンパスと思われる物が見つかります。私も一個もっています。
ところで、Wine Aerator ゲットしてよかったですね。私は、LEICA X1 のリングを作った方に、NC旋盤加工でニューデザインで作ってもらおうと画策してます。

Posted by: 秋山東一 @ January 31, 2012 06:32 PM

これまた良さそうですね。
アマゾン、楽天ともに探してみましたが見つかりませんでした。引き続き探してみます。

Wine Aeratorをゲットしました。
楽天の方が安かったのとポイント絡めてそちらにて購入。
廉価な赤ワインがとても美味しくなりました。
スタンドとかかなり大きくてビックリです、豪華な箱に使い終わったら収納しています。

Posted by: VolksA担当者S @ January 31, 2012 09:46 AM