道場 PAPER | [ Architecture , Stationery ] |
懸案の、設計道場用に特注した「道場ペーパー」が出来上がってきた。
秋山設計道場では、平面スケッチ、その他諸々を1/100 で手描きで制作するのが原則である。その為のツールとして、.9mm、2Bの鉛筆芯のプレスマンを使用するのだが、鉛筆芯のノリがよく、発色のよい方眼紙を望んでいたのだ。
それが出来上がってきたのだ。
真ん中のロゴの中心で切断すれば、A4判二冊にすることもできるように作られている。
5mm方眼紙はいくらでも市販されているが、この特注された「道場ペーパー」は手描きでのノリの良さと描き心地と、そして、描き上がりの見栄えの良さ、発色にまで配慮されているのだ。
そのようなエスキース用のペーパーは初めてのものであろう。
この「道場ペーパー」及び「設計道場」についてのお問い合わせはコスモ住宅経営へお願いいたします。
コスモ住宅経営株式会社 458-0801 名古屋市緑区鳴海町母呂後75 TEL 052-618-5364 FAX 052-623-5375
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フォルクスハウスで、1mモジュールになった時、ちょっと拍子抜けしたものだが、今では5mm方眼紙はなくてはならないものなのだ。
この手で描く……、エスキースは私にとって外せない、最後のアナログなものなのである
誰かが Twitter でつぶやいていたなぁ。
東大は「頭」で考える。藝大は「手」で考える。早稲田は「徹夜」で考える。……つぶやいていたのは……、もちろん、早稲田の人です。
真ん中で切断して、A4判2冊にしてみた。この為にプラス断裁機 PK-513Lを用意したのだ。
iGa さんが、いわゆる「自炊」用にいち早く用意されたものだ。
当方、ゲットすべきかどうか迷っていたものだが、50枚の用紙を綴った物を半分に裁断……、これはカッターナイフではうまくできないものなのだ。
● aki's STOCKTAKING:
手動裁断機 /PK-513L
kadoorie-ave さん、どうもです。
建築のスケッチ(学校時代はエスキースと言いましたが)では、一度描いたものの上にのせてトレース……1階の上に2階とか……ありますので、透けている必要があります。その上、描き心地まで要求されると……紙質については、ちょっと大変です。
又、グリッドにのせて計画するのが一般的で、方眼紙である必要もあるのです。まぁ、書き心地は主観的な要素ですので……何ともですが、なかなか、いいですよ。
『手描きでのノリの良さと描き心地と、そして、描き上がりの見栄えの良さ、発色』!!なんて素敵な言葉でしょう。うっとりしてしまいます。本当に描き心地のいい紙と出合うと、描きたくて描きたくてたまらなくなりますね。
イラストを描くときには、ほとんどシャープペンシルは使わないのですが、プレスマンは一度試してみたいと思いました。シャーペンはやはり重さと軸のプラスチックのツルリとかたい感触が気になって使っていなかったのですが...軽いと伺うと心が動きます。
わきたさん、どうもです。
設計という行為における「思考」と「身体」との関係については、「肩の幅で考える」というのも聞いています。これは、製図上の縮尺の意味として語られていました。
たかさん、どうもです。
用紙は吟味しておりますですよ。色、黒々とのります。トレぺのはヤスリの上に描いているみたいですからね……。
秋山さん、「手で考える」というのがよいですね。これは、深いな。
Posted by: わきた・けんいち @ February 10, 2011 07:19 PMいいなぁ~
シンプルだなぁ~
高そうだな~(笑)
エスキスは「芯のノリ」がいいのがいいですね...。
わきたさん、どうもです。……そんな高度なものではありませんです。
設計道場は、「法」「技」「手」という三つのテーマで構成されています。まずは、手で描く……というか、手で考えるというか……そんな象徴としての「手」のつもりです。
おお、エッシャーの「描く手」のようにも見えます!!
Posted by: わきた・けんいち @ February 10, 2011 01:22 AM