071226

IMAGE OF THE DOOR

Architecture , Art/Design

image_door_0.jpg [+]
22日の神楽坂でのパーティの前に、閉会間際 (いつものことだが......) の展覧会「住景 jyukei」にでかけた。

上野の芸大の陳列館の一二階にわたって益子さんの仕事が展示され、その充実ぶりがうれしかった。一階は「世界の民家に見る気候性効果調査」の展覧会、充実した図面、模型がそのものの理解を助ける。そして二階は住宅を中心とした建築家・益子義弘の仕事のオンパレードであった。

全てに心配りされ、配慮の行き届いた住宅群に感銘した。声高に、その論理を主張することなく、しかし、論理的に組立てられた建築に建築家・益子義弘を再発見した気分であった。ここも同じく充実した展示であったが、概念的な模型の展示にその論理性をよく理解することができた。

そこで、会場におられた益子さんにご挨拶、これを頂いてしまったのだ。IMAGE OF THE DOOR と記された封筒だ。

遊び画.....とおっしゃっておられたが、その中には15枚の絵葉書が入っていた。
「DOOR 扉」から想像された世界、それを書き留めたのがこれらの画だ。今回、陳列館の階段に原画が展示されていた。

それは、建築家・益子義弘の遊びの時間、論理と一つのリリシズムの結晶のように思える。

image_door_3.jpg

その中の「ぼくは道端の扉売りから....」「....冬の扉を買った」の二枚は、ハインラインの「夏への扉」を思い起こして好きだな。

Posted by 秋山東一 @ December 26, 2007 12:11 AM
Comments

inuko さん、どうもです。
ずいぶんと幅広くご興味をお持ちですね。そんなに寒くても人間は生活している......どうも人間のキャパシティは人知を超える......みたいですね。

Posted by: 秋山東一 @ December 27, 2007 04:41 AM

こんにちは。aki's STOCKTAKINGさんで展示のことを知り、先週行ってきました!(階段の絵、素敵でした、、、)


「世界の民家に見る気候性効果調査」
すごく興味があったのですが、私は図面がわからないので
スライド上映のコーナーを楽しく凝視しておりました(笑)

湖上の草の家は“ああ見えて意外と暖かいのでは、という予想に反して、すごく寒かった”という展示の解説に、ちょっと笑ってしまいました。

Posted by: inuko @ December 26, 2007 03:17 PM