地図中心 /被爆60年増刊号 | [ Hiroshima , Mag , Map ] |
地図中心 地図と空中写真の情報誌
被爆60年増刊号
ISBN: 488946171X
出版: 財団法人日本地図センター
定価: 480-円(税込)
二回目ともなるとさすが余裕、先回は通り過ぎたミュージアム・ショップを覗いてみた。
主に書籍が販売されていた。そんな中に「夕凪の街 桜の国」もあった。そして本書「地図中心」の増刊号を発見した。
この「地図中心」は地図に関する総合的な情報誌として、日本地図センターから月刊誌として出版されていたのだ。私、寡聞にして知ることはなかった。
この「地図中心 /被爆60年増刊号」は「特集 米軍が空撮した広島・長崎 昭和20年8月」なのだ。原爆投下直前、そして直後の精密な航空写真が見開きに並び、その惨禍を目の辺りにすることができる。
巻末には「地図で見る広島の変遷」、「.........長崎の変遷」によって、明治・大正から、被爆、そして戦後の二つの町の発展の姿を見ることができる。
この「地図中心」は「地図中心の購入方法」によれば、通信販売(FAX・メール・郵便)、地図センター販売カウンター、国土地理院地図販売店で入手可能なようだ。
年間購読は 4,800-円(税・送料含む)だ。年内に申込むと本誌(被爆60年増刊号)が贈呈だそうだ。
この[地図中心]はA4の大判47頁の雑誌だ。バックナンバーの目次を見てもすばらしい内容で、その低価格とあいまって、なんでもっと昔に知らなかったんだろうと思っている。
しかし、この「地図中心」なる名称は出版元の「....地図センター」を日本語に変換したつもりなんだろうけど、なんだか中国語みたいなんだな。表紙の色使いもなんだかおかしくて、不思議なというか泥臭いというか、内容がすばらしいのに残念でありますね。