1943~1944 | [ ABOUT , ALBUM ] |
1943~1944にかけて、父が私と母を撮った写真がたくさん残っています。
父、秋山喜世志はその頃の六櫻社(小西六写真工業から現在はコニカ)の技術者でした。
八王子に私と母と3人で引越してきたのは、その頃(今でもありますが)の日野工場の中の研究所に勤務するためでした。
彼はその頃、カラーフィルムの研究をしていたのです。
1944年、私が2才になった年の冬の写真です。父のカメラのケースだけ首にぶら下げて得意げです。
家の隣の自動車のボディを作っている工場の自動車置場で、木炭車のバスをバックにした写真です。
なにもない時代で、粗末な下駄みたいな物を履いています。ヨダレが大変で......と母によく言われました。