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秋山設計道場2024・第158回1月@名古屋

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1月30,31日、秋山設計道場2024・全10回の始まり@名古屋であった。

全国から総勢25名の道場生集合、名古屋コスモホームの新作住宅見学、その上、折りしも名古屋市美術館で開催中のガウディ展の見学というデラックスな道場となった。……そうそう、名古屋と言えば懇親会は「世界の山ちゃん」といたれりつくせり……であった。

恒例の即日設計課題敷地はコスモホーム本社のある鳴海、昨年1月の秋山設計道場2023第1回@名古屋の時と同じ場所、駐車場としてあった土地の隣接する二棟の住戸の設計であった。

これがなかなかの曲者、物議をかもすのであった。

課題の発表講評が終了の後は、年頭の道場恒例行事、段位の昇段者の発表があり、ついに八段黒帯が二名登場ということになった。めでたし、めでたし。

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提出時、北上だったものを南上に訂正

小さなC区画と奥のシャケ切身状のD区画の二棟の住戸の計画だ。一番の問題のDの軸線を奥の隣地との境界線に求め、CとDとの間に共有できるような空地を作ったのだ。

これによって活き活きした環境が生まれたように思える。

今回の最大のミステークは、図面の方位をいつもの南上ではなく北上と指示したことだ。大部分の道場生の計画がCとDと各々別々の計画……、その二つの関係の解答が見えなかったのは北上の所為だと考えられる。

何人かの道場生は南上で考え二つの住戸の間の可能性に気がついていたのだ。

今回、南上のエスキスが設計を身に着ける上にいかに有効であるか……、身をもって体験できたように思える。


Posted by 秋山東一 @ February 2, 2024 07:19 PM | TrackBack (0)
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