LEICA M-E + SUMMARON | [ Camera ] |
LEICA M-E とSUMMARON-M 28mm がご対面、ついにその時がやってきた。
ズマロンのレンズ着脱用の表示が赤い小さな点……、分かり難いが、合わせて捻ればカチリといくのだ。
想像していた通り、昔ながらのレンジファインダーカメラに短小なレンズの組合わせ、好ましいなカメラの出来上がりだ。
M型ライカの祖である M3 誕生は1954年、フィルムカメラからデジタルカメラへと進化しても、今もって LEICA M は同じ風貌をしている。
この M-E がファインダー窓と距離計窓の中間にブライトフレーム用の受光窓を持っている最後の M であることも、正統感を醸し出しているのだ。
その後の M はLED照明によって受光窓なし……、何か間が抜けている。
そして、M3 誕生と同時期に生まれた SUMMARON 28mm の復刻版を付ければ、モダーンな古典的カメラ、……暗箱にレンズ、そのものなのだ。