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| 東大安田講堂 | ［ ABOUT , Architecture ］ |
+先週12日木曜日の午後は本郷の東大構内での会議、終って山上会館で懇親会であった。
その途中、改装中の安田講堂の前を通る。すっかり仮囲いに覆われてしまって……いた。
大昔、安田講堂を写生したことがあったなぁ……と思い出した。
十分に古ぼけてしまっているが、この四切り鉛筆デッサン水彩画は私が描いたものだ。
……半世紀以上前の1961年、芸大建築科受験の為の建築写生の練習だったのだ。
高校３年生の冬、受験直前の阿佐谷美術学園の冬季講習でのことだった。
夏冬の二回の受験講習会に参加……、紹介したことのある帝国ホテル他、何枚かの写生が手元にある。
まぁ、見るからに稚拙……、構図からして収まっていないし、鉛筆デッサンはまぁまぁだが水彩は実に稚拙……、練習とはいえ恥ずかしい限りだ。
右上にＢ+の評点があるが、今となっては18歳の時の絵は描けないのだ。
1961年の入学試験の実技、写生は建築写生ではなかったと思うが……、この年の受験は見事に落ちるのだが、実技の評点で落ちたのではない……学科の評点で落ちたのだ。
Posted by 秋山東一 @ June 17, 2014 10:27 AMComments