Eitech C17 / FERRIS WHEEL | [ MECCANO ] |
組立玩具のアイテムとして観覧車は必須である。
もちろん、MECCANO にも LEGO にも、fischertechnik にもある。そして、この Eitech にもある。
この C17 のセットは汎用セットではなく、この観覧車 FERRIS WHEEL だけを作るセットなのだ。
高さ60cm、部品数1200個、モーターで動く……、そんなセットが2,900-円でゲット……コストパフォーマンスが高過ぎないかい。
英語の FERRIS WHEEL って観覧車のことなんだが、1893年のシカゴ万国博覧会で、George Washington Gale Ferris, Jr なる人物によって発明され作られた……ということで FERRIS WHEEL なんだな。
まぁ、1889年のパリ万国博覧会の Eiffel の名前を付けたエッフェル塔と同じようなものだが、それに対抗したシカゴ万博の目玉だったんだそうだ。
60cmはなかったけど、全高545mmで直径420mm(ゴンドラ支持部分)、ゴンドラの数は12個だ。
ゴンドラの軟質プラスチック製の天蓋部分がひしゃげていたが、直すのは無理……吊下げシャフトの部分に6mm径の真鍮パイプを入れて歪みをとっている。こんな余計な作業も12個やらなくちゃならないから大変だ。
大きさもなかなかなんだけど、1/87に減速するギヤが内蔵されたモーター、OFF/正逆のスイッチと三種類(電圧実測、4.4V, 3.6V, 2.7V)に速度を変えられるノブのついた電池ボックス(単二電池三個)もなかなかすてきだ。ケーブルの鰐クリップでの接続もクラシックで楽しい。
入口(余った部品でアーチを付けてみた)と出口、乗降するプラットホーム……ゴンドラ、わりと具体的なイメージで出来ているように思う。
スケールは1/32じゃないかな、高さ17.5mの移動式観覧車のモデルと考えると合点だ。
我が 1番ゲージの aki's RAILROAD の点景と考えればいいのだ。i田舎の町にやってきた移動遊園地のアトラクション……、かわいい観覧車ってとこだ。
VOLKSA担当者Sさん、どうもです。
モーター直結 1:87 で減速し、ギヤで 1:3 に減速しているのですが、電池ボックスの三種のスピードの一番遅いモードでも回転速過ぎる(一回転10秒)感じなのです。
もう一段遅く……、機械的に減速させたいと考えています。
電池ボックスとモーターの接続がワニ口なのが良いですね。
汎用性が高そうです。