BOSCH / PMR 500 | [ Bricoleur , SELFBUILD/DIY , TOOLS ] |
我が工房においても、電動丸ノコの導入によって木材を切断するという作業の正確さが画期的に向上した。
自分で作るという世界……、電動工具を使うことによって革命的に進化するのである。
しかし、丸ノコだけで終ることはなかった。
新しい領域の加工を成すお道具の導入と相成ったのだ。
溝切り、端部加工の役割を担う電動トリマーの登場なのだ。
何事も動機がなければ……始らない。
MECCANO Outfit No.10 の入れ物を修理しなければならないのだ。
特に壊れたままになっている一番下の四段目の引出しを……、前板をそのままにして、後部を完全に作り直そうとしているのだ。
ご近所の建具屋さんに修理をお願い……と考えていたが、ご主人のご高齢にようる廃業……というわけで、自分自身でやらなくてはならない……ということになったのだ。
引出しを製作となれば溝切りが欠かせない作業となる……、ルーターあるいはトリマーの導入を検討しなけらばならない。
いつもの事だが、新しいお道具の導入に際しては、先達のご指導を仰ぐ……というわけで、榛名のセルフビルダー・yum 氏にアドバイスをお願いした。
しかし、なかなか奥深いお道具……、価格も手頃なDIY用機器から初心者用……、この BOSCH PMR 500 を選んだのだ。
機種が決ればネットを検索……最低価格と送料無料のネットショップを探した。定価の70%で手に入れることが出来た。
それだけでなく、検索することによって使い方を含めて情報を得ることができる。
BOSCH 純正の、PMR500用角度ベースと1/4"コレットナットセットの存在を知ったのだ。
本体は高さ20cmほどのものだが、モーター部分と台座という簡単な組合わせだ。しかし、ずしりと重く……、持っただけで、ちょっとびびる。
付属品もいろいろ、まずは、治具の類が3種類だ。ストレートガイド(もう既に、イチイの木端を取付けた)、トリマーガイド、テンプレートガイド(まだ良く分かっていない)である。
ビットが一個、6mmのストレートだが、まぁ、これはお試し用なのだ。
工具は17mmのスパナ、ビットの取り外し用だ。もう一個10mmのスパナが付いていたが、説明書にも記載なく用途不明だ。
角刈りのオヤジみたいな本体頂部がおかしいが、逆さまにしてビット交換なんぞに大いに役に立つのだ。日立の丸ノコも同じように立てることができる。
新しい道具には、「慣れ」が必須だ……。それを使う前に、その機能を手に馴染ます必要があると思っている。
一度、スイッチON……駆動してみたが、まだ実際に刃物も使って加工を試してはいないのだ。……あせることはないのだ。その重み、その操作性に馴染む……それからなのだ。
道具の治具を整備する……も、その一貫なのだ。ストレートガイドに木のガイドを着けてみた……、それも、周辺をならしていく……大きく貢献する。
何か……、イメージトレーニングに似ている。新しい道具って本当に使う前に、自分自身の身体に馴染ませておくのだ。……そう思っている。