MECCANO No.6 | [ MECCANO ] |
私が初めて手にした MECCANO メカノはこの No.6 のセットであった。「1970-1978 Blue/Yellow/Zinc」の時代である。
1975年、パリ近郊のショッピングセンターの玩具屋でのことであった。
私は、その時、MECCAKIT ARMEE 100 なるフランスメカノ製の軍用モデルを作るセットを購入したのだが、同行していた藝大先輩のプロダクトデザイナー・矢島洋三氏がこれを買い求め、私にその研究を託されたものであった。
それ以来、いつのまにか、私の物になっているのだ。
MECCANO メカノの汎用セットは伝統的に、No.1 から No.10 まで段階的な品揃えが出来ている。
少数の部品で簡単な物を作る No.1 から、部品が徐々に増え、より複雑な物が作れるようになっていくのだ。No,6 は丁度中間、550点の部品のセットなのだ。
最終的には No.10 となる。部品点数3000以上、そして、木製のチェスト入りとなるのだ。
この10段階のセットには、それらを補完する延長セットというべきものがあり、徐々に格上げできる ……X セットが用意されている。
最終的には No.10 に至るという、なかなか、親切に全体が構成されているのだ。
まずは、懸案であった FaileMaker Pro によるデータベースを構築して部品をきちんと把握しようとしている。