カット定規 for FC-6MA2 | [ Bricoleur , SELFBUILD/DIY , TOOLS ] |
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新調した丸ノコ FC-6MA2 のカット定規である。
この丸ノコを進めてくれた yum さんのメールに「……自作でカット定規を作れば必ず真っ直ぐに切れます。むしろこちらの方が重要かもしれません。
私は、板を張り合わせる代わりにベニヤ板に、アルミのアングルをビス止めして使っています。」とあった。
早速、作ってみたのだ。
このカット定規の作り方をみて面白いと思った。
丸ノコ自身が自分の定規を作る。……自分が切ったのをなぞる。言い方を替えれば、自分自身の軌跡をメモリしておく……ってことかな。
……これなら間違いのない定規、治具なのだ。この作り方に感心してしまったのだ。
この丸ノコを買い求めたムラウチホビーから材料を調達してきた。2.5mmラワンベニア板300X600mm/160-円、アルミアングル1X5X20/1000mm/300-円、ステンレスM4X8皿ネジ/150-円……総額610-円也であった。裏側の皿ネジの頭がでないように注意すればいいだけで、簡単に出来上がり……。
それから、ベニアの歪み矯正と持手の機能を付けようとして溝付角材910mm/196-円が追加であった。これは唯の角材でも良かったのだが、角丸に加工されているのがいいかと思ったのだ。
最後に直径15mmの丸穴を上部に、壁にまっすぐに掛けられる位置に開けた。
この丸ノコ、日立 FC 6MA2 の最初の仕事が、アルミアングルに沿って2.5mmベニア板を切断してこの定規を作ることだったのだ。
yum さん、どうもです。
やぁ、いいサイトをご紹介いただいたし、アルミ……のヒントもいただいてので簡単に作ることができました。……もちろん、その理屈も大変気に入りました。
今考えているのは、この600mmの長さの定規で、小さい物を切る時のクランプ用の穴をどう開けたらいいのか……なんて考えているのです。
akiさま
ややっ、とても立派なものをお作りになりましたね。私は土間のすみに転がっていたベニアでつくりました。
確かに市販のものもあるのですが、私もこのジグは「自分自身の軌跡をメモリしておく」というテツガク的なところが、とても気に入っています。
あとはクランプを併用すると、ジグを抑える手間がなくなるので便利です。