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WIRED

BOOKS , Mag

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2011年6月10日、日本版「WIRED」が刊行されるんだそうだ。

「WIRED」と言えば、いち早く iPad 版出したりして話題になったものだが、アメリカ版「WIRED」は1993年創刊された。60年代のヒッピー文化から「ホール・アース・カタログ」、そして、シリコンバレーに勃興したIT産業の可能性に接続(WIRED)してきた雑誌なのだ。

日本語版は翌年1994年に創刊したが、4年後の1998年、全45号で休刊した。

又、ネット上ではWEB雑誌として「Hotwired Japan」あった。

私たち NPO法人BE-WORKS が進めている Be-h@us(ビー・ハウス)が最初に紹介された記事「個人の‘自立’をうながす住宅システム「Be-h@us」」が掲載されたのが WIRED NEWS であったのだ。その「Hotwired Japan」も2006年に停止し、2007年からは「WIRED VISION」に引き継がれている。

2011年6月10日に、ビジネス誌 GQ JAPAN の特別増刊号としてVol.1が刊行予定とのことなのだ。


その刊行記念特別企画として「あなたが選ぶWIRED大学新・教養学部必読図書50」なる、読者参加のイベントを開催している。

「 ……「WIRED」を形作ってきた「ものの考え方」を一覧にしてみることには大きな意義があると考え、ここに10ジャンル100冊の本をリストアップしてみました。……、「WIRED」を大学に見立てるなら、これが「日本校」における教養学部の課題図書ということになるかもしれません。」とあるように、編集部が選んだ100冊の本が並んでいる。

読者の投票によって、「WIRED」第1号の特集企画「WIRED大学 新・教養学部 必読図書50」を決定することになるそうだ。投票の締め切りは5月10日(火)だそうだ。

下の10のジャンル、そして、100冊の本から50冊を選ぶ……、なかなか面白い企画なのである。いまだ未読……面白そうな本が並んでいる。

A 科学的思考
B オルタナティブな思考
C コンピュータとデジタルライフ
D 経済とビジネス
E 近代と社会
F システム、ネットワークの情報
G 科学と創作
H カウンターカルチャー
I ギークカルチャー
J ワイアード文化


しかし、紙の雑誌に未来はあるのか……だよなぁ。

Posted by 秋山東一 @ April 21, 2011 08:51 AM
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