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島崎蓊助展 @ 安曇野

Art/Design , Event

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今週の金曜日10日から一ヶ月間、安曇野の有明美術館で、有明美術館創立30年記念企画「孤高の画家、島崎蓊助 (しまざきおうすけ) 展 セピアに込めた執着と解放」が開催される。

会場: 有明美術館
    長野県安曇野市穂高有明
    tel. 0263-83-3701
会期: 2010年9月10日 (金)
    ~ 2010年10月11日(月)
    ※期間中無休
時間: 9:00 ~ 17:00
入館料:大人700円/小中学生400円
    20名以上の団体割引600円
    障害者手帳掲示の方と
    同伴者は共に500円

島崎蓊助 (1908-1992) は、ブログを通じての友人 alpshima こと島崎爽助氏のご父君である。今年2月から3月にかけて東京銀座で開催された「島崎蓊助展」が、信州安曇野でも開催されるのだ。


島崎蓊助は、1908年島崎藤村の三男として生まれた。川端画学校で学び、戦前のプロレタリア美術運動に傾倒し、ドイツに渡り千田是也らとバウハウス周辺の芸術運動に没頭する。
帰国後、戦中は報道班員として中国の戦場を描き、戦後は父島崎藤村の「藤村全集」の編纂に携わった。

藤村全集の編纂を終えた蓊助は1970年にドイツを再訪、セピア色の作品を約30点描き上げた。本展では、そのセピア作品、油彩とドローイング約10点を観ることができる。

氏の生涯は、一橋大学教授・加藤哲郎氏と島崎爽助氏によって編集出版された「島崎蓊助自伝」に詳しい。

Posted by 秋山東一 @ September 6, 2010 12:54 AM
Comments

alpshima さん、どうもです。
そうですか、水彩スケッチ……見に伺いたいと思います。多くの方々に、島崎蓊助に関心を持っていただきたいと考えています。

Posted by: 秋山東一 @ September 6, 2010 07:53 PM

秋山大兄のお気遣いに感謝いたします。
今回はセピア以上に、ほぼ戦後初公開の中国戦線に報道班員・従軍画家として描いた水彩スケッチが圧巻です。

Posted by: alpshima @ September 6, 2010 06:47 PM