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続・ベーハ小屋の讃岐

Architecture , BARRACK finder , BOOKS

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讃岐ベーハ王国の王様、菅徹夫氏が又々、ベーハ小屋の文庫本を作られた。名付けて「続・ベーハ小屋の讃岐」、讃岐という風土を前面に押し出した内容なのだ。

先回の「ベーハ小屋文庫」から一年数ヶ月……、頁数も36頁から72頁へと倍増され内容充実……すばらしい。
氏のブログ「ShopMasterのひとりごと」で、讃岐におけるベーハ小屋の度重なる発見……を目にはしているが、このような形で一覧できる……となると、その豊かさ……その讃岐なる風土の美しさに心打たれる。

ShopMasterのひとりごと : ベーハ小屋文庫 第二弾

BEHA_sanuki_book_3.jpg先日、帯に一文をという菅氏の要請に、ちょこっと本書の推奨文を書かせていただいたのだ。

今回は、建築家・趙海光氏、建築家・齊藤祐子氏、住まいネット新聞「びお」の小池一三氏等が寄稿され、「ベーハ小屋研究会」の各地の支部長のお歴々が名を連ね、ベーハ小屋研究が世の中に認知された画期的な一冊なのではないだろうか。

「ベーハ小屋」という一つの産業遺構というべき物の考察から、讃岐という一風土の考察へと一大飛躍というべき進化をとげているのは慶賀の至りというべきものなのである。

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現在、本書を一冊ばらしてスキャニングし、iPad 用のファイルを作ろうとしている。ビジュアルな文庫本は、画像の大きさも iPad 向きではないかと思っている。

Posted by 秋山東一 @ June 21, 2010 12:03 AM
Comments

shin さん、どうもです。
讃岐の地って、こんな風にベーハ小屋の地であったのか……と思うのですが、それが、何故今なのか……、これは認知論の問題なのか……、それとも意味論の問題であったのか……と思うのです。

Posted by: 秋山東一 @ June 25, 2010 11:03 PM

べーハ小屋、手元に着きました
ありがとうございます
菅(すが)徹夫さん、どこかの菅と違いおもろい人ですね

Posted by: shin @ June 24, 2010 10:44 AM

ShopMaster こと、菅さん、どうもです。
内容充実……びっくり、もう書店平積みも間近……なのではないでしょうか。「ベーハ小屋」から「讃岐」へと……視点の進化も納得でありましたです。
いただいた本書、各所に送っております。いろんな所で話題になってくれればと思うのですが……。

Posted by: 秋山東一 @ June 21, 2010 06:05 PM

Aki先生 ご紹介ありがとうございます。
いつかこの手のヤツを書店に横積みさせてみたいと野望を抱いておるのです(笑)。その節には、また多大なる支援をお願いできればと思う今日この頃なのです・・・。

Posted by: ShopMaster @ June 21, 2010 04:52 PM