Märklin metall / TankWagen | [ Car , TOYS ] |
今、BeV Standard に専念だが、そう言えば、私の玩具に STANDARD なる物があったなぁ、と思い出した。
というわけで、ひさしぶりに Märklin metall の車シリーズを出してみた。この Märklin の Tinplate のゼンマイ自動車は同じシャシーの上にいろんなボディを載せているのだ。これは STANDARD OIL のタンク車、タンクローリーだ。
全長430mmの大きさ、これ又。Maxi の機関車と同様に大きいのである。
これは1994年にブリュッセルの自動車博物館のミュージアムショップでメルセデスの 300SL と一緒に手に入れたのであった。ちょいとやれているのだ。
このシリーズは同じシャーシーの上にいろんなボディを換装して、トラックから乗用車までたくさんあるが、その後、いろいろとゲットしたのだ。
これは1993年製のレプリカだが、オリジナルは、1934~1935年のカタログで発表され、組立てキットとして発売された。シャーシィとボディは別々に販売されたそうだ。
メルクリンの Maxi や metall、鉄道でも車でも、この手のタンク車は、ガソリンを載せるわけにはいかないが実際に液体を入れるように出来ているのである。
後部の扉を開けるとタンクに積載している液体を排出するコック付きの排出バルブが用意され、ホースも接続したまま収納できるようになっているのである。
下の写真で分かるように、ラダー型のフレームに前後共リーフスプリングによる懸架装置、もちろんゼンマイ動力だがフロントエンジンにしてリアドライブ、ユニバーサルジョイントを介して後部デフを回す。残念ながらディファレンシャルギヤは省略されて片方のホィールは自由回転なのである。
右側フレームには電池ボックスというかホルダー、単三電池一本で前照灯が点灯する。運転席のステアリングホィールによる操舵装置を備えている。
kawa さん、どうもです。
1930年代の物のレプリカですが、厚い Tinplate と堅牢な塗装が特長です。
最初に出たのが1990年、ドイツ郵便の500周年記念として黄色い郵便車のレプリカが登場しました。みな同じゼンマイ・エンジンとラダー型のシャーシーでコーチビルダーによって違ったボディが載せられているという趣です。いろいろあって面白いですよ。
http://www.modellbahn.com/racing_cars.html
ふ〜ん、色も綺麗だし、なかなか魅力的ではあるな。
なんて、思って見て来ました。
最後の写真。
立派なラダーフレームとリーフスプリング、デフの付いたリジッドアクセル、いや〜びっくり。
これは凄い、感心しました。
自動車はこの時点で既に完成していたんだな。
乗用車の場合はその後、フルワイズのモノコックボディに変る訳ですが、そこまで完成とする時期を延ばす必要があるのか?
(トラックはいまだにラダーフレームだし)
飛行機で言えばデハビラントのタイガーモスで完成とするか、
DC3まで下げて完成とするか、なんて馬鹿なことを考え始めてしまいました。
箱から出して拙速に写真を撮ってエントリーしてしまって....ちゃんと整備してから撮ればよかった.....と反省。手すりが具合悪いなぁ....。まぁ、そのうち撮り直そう。
Posted by: 秋山東一 @ June 23, 2008 02:42 AMiGa さん、どうもです。
おっしゃる通り、厚い Tin plate に立派な塗装です。それに、このタンクローリーは三色で。このシリーズはみんなきれいですが、ちょっとこんなカラフルなのは珍しいです。このシリーズの面白いところは、一つ一つがコーチビルダーによるカスタマイズという風情で、同じシャーシーに色んなボディが載っているってとこです。
これは色が素敵だなぁ!やっぱり本物の玩具はいいですね。
そういえば、ユニバーサルジョイントとかデフギアとかの仕組みは遊びを通して模型から学んでいました。