080325

季刊 [ 住  む。] 春号 No.25

Mag

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季刊 [ 住  む。] の春号 No.25 が届いた。いつもの通り丁寧に作られた誌面を見るのはとても楽しいことだ。特集は「自在に考える、収納。」だ。

仕舞いやすく、取り出しやすく、わかりやすいこと。収納の基本はそれだけ。 こうでなければならないという規則をつくるより、もっと自在に、おおらかに。暮らしとモノの関係を考えることから始めたい。

自在に..........というころからして、[ 住  む。]の切り口は違っているのだ。

その「自在に.......」を証明すべく、四つの実例が登場する。

「モノが好き。だから4つの収蔵庫」、「棚が壁、壁が棚。「本棚構造体」の家」、心地よい場を支える、それぞれの収納。」、そして、あの9坪ハウスの八年後の様子「暮らしを納める家具のような。」が自在に.....考えるの色々を見せてくれるのだ。
収納の道具カタログから、DIY収納の実際、収納道具活用術と続き、そして、お待ちかね (ということはないか......) の「収納新聞」なのである。

そこで、ちょこっと一面で「車の居場所から考える」なる図解が私の担当、住宅の中で最大のモノである自動車をどう「収納」するのかの考え方を図解しているのだ。ご一読を.......。車も又、仕舞いやすく、取り出しやすく.........なのだ。

この号は、旧知の越阪部 (おさかべ) さんの「長く住める、ふつうの家。」なるご自身のお住まい、永らく永田さんのN設計室のスタッフとして勤められた伎倆は、さすがやさしく穏やかな佇まいを作り出している。そして「木造ドミノ」と知り合いばかり........と思っていたら、小特集「こどもに贈る」があるではないか。

かきの木通りのこどもだちへ、「ひと と いえ と まち と」

それはMyPlace の玉井さんが書かれたお話だ。それはまさしく MyPlace の話しなのだ。

 曲がりこどには樹が
 小道のすきまには草花が
 いえといえの間には
 古いレンガの塀
 このまちのまわりには
 きみのいる場所

もし、まだでしたら、これはもう書店に急がねばなりませんですね。


追記 080330

玉井さんがご自身のブログ MYPlace にエントリーされた。
 ● MyPlace: 「住む。」 春号:「ひと と いえ と まち と」


Posted by 秋山東一 @ March 25, 2008 12:08 AM
Comments

この本、写真がいいですよね。
定期購読はしてませんが、立ち読みするとほぼ買ってしまいます。
akiさんの「です・ます」調が、なんとも馴染めませんが…

Posted by: kass @ April 11, 2008 10:00 PM

先生、ありがとうございます。

Posted by: たかさん @ March 27, 2008 08:30 AM

玉井さん、どうもです。
あのプロジェクトが、子供達への約束という形の「協定」を持っているってことはとても素敵なことですね。
玉井さんのエントリーを待望しております。あらためて MyPlace を見直しました。

Posted by: 秋山東一 @ March 26, 2008 11:36 AM

たかさん、どうもです。
山口方面も春めいてきたようですね。
http://www.yasunari.co.jp/share/gm2/top/as_co_news/file_name/gj2625080503
まずは。

Posted by: 秋山東一 @ March 26, 2008 11:17 AM

どうも、わたしがまだエントリーしていないのに、お先に紹介いただきありがとうございます。私が申すのもなんですが、充実号ですね、これは。
わたしも早くエントリーをせねば。

Posted by: 玉井一匡 @ March 25, 2008 03:23 PM

「収納新聞」のスケッチは「保存版」とおもいました...。
このような連載がいづれ、「纏まったもの」になるとおもしろいなぁ~、ともおもいましたです。

Posted by: たかさん @ March 25, 2008 09:23 AM