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川の地図辞典 /2

BOOKS , Map

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MyPlace の玉井さんが、この「川の地図辞典」について、持っているだけで幸せ.....と言っておられたが同感である。

本書によって、タイムマシンのようにその場所の現在と過去を往復し、その場所の記憶にひたることができるのは至福の時である。
地図で見る東京の変遷」の旧版を愛好していたが、今回、東京23区の外、私にとって親しい東京西部・多摩地区が、明治初期の参謀本部の迅速測図1/20,000によって見ることができるのがうれしい。現在の地図では感じるとることのできない等高線が、原地形の起伏を見せてくれるのだ。

現在の井の頭公園の「井の頭池」、吉祥寺村のある明治初期の「杉並区3」286~287頁を開いている。
頁が立っているのは、もちろん、masa さんへの hommage である。


Posted by 秋山東一 @ January 14, 2008 02:50 AM
Comments

川好きonna さん。どうもです。
MADCONNECTION の iGa さんが、新しい企画を準備中です。まずは、JEDI が試行することになりますが、楽しみです。

Posted by: 秋山東一 @ January 27, 2008 01:51 PM

未だきちんと「川の地図辞典」を読んでいないのです。編集の時は大量のコピーを取るのを手伝ったぐらいでして…。このようにいろいろな方が、読んで調べて下さるので、ブログを拝見して、私も必ず、書いて下さったその頁を開きます。そして、自分なりに東京生活の経歴に思いを馳せます。今日の午後は井の頭公園近くまで行くし…。「雪がコンコン降る 人間はその下で暮らしているのです」という詩が昔「山びこ学校」という農村小学校の作文集にありまして、「東京には凸凹がある 人間はその上で暮らしているのです」と思いました。等高線を読み取れることが大切ですが、「お散歩地図」などには入っていませんからね。

Posted by: 川好きonna @ January 27, 2008 09:06 AM

masa さん、どうもです。
「地図で見る東京の変遷」の旧版の迅速測図1/20,000を見ながら、もう少し西を見たいとずっと思っていたのですが、この「川の地図辞典」でかないました。山手線(まだありませんが)の外、その西側は、明治の初めは江戸の農村そのものと思いますが、その上に今の状態を想像するのが楽しみであります。

Posted by: 秋山東一 @ January 13, 2008 08:32 PM

286~287頁を選択なさった…というところに、また感心いたしました。この地図の凸部分に、僕もいたく感動(^^;していました。

Posted by: masa @ January 13, 2008 01:22 PM