071104

TOMBOW /MONO zero

Stationery

mono_zero_0.jpg
raizo さんの「now and then」で MONO zero なる消ゴムの存在を知って、早速ゲットしたのである。

あの MONO one を取り上げたのが、今年2007年3月だったのだが、またまたトンボ鉛筆はやってくれたのである。 より細く、より精密にというわけで、パッケージには.....「ピンポイント消し」を極めた精密極細消ゴム....とあるのである。

今までにも、ノック式消ゴムはいろいろあるのだが、消ゴムのブランド MONO となれば、すておけない。

mono_zero_1.jpgゴムの断面の形状の違い、直径2.3mmの丸形と2.5x5mmの角形の二種類が登場した。

まずは、角形をゲットしてみたが、なかなかの出来栄え、先端部はしっかりとした金属製、ノックすると0.7mm単位で出てくるという精密さなのである。
角形の消ゴムの角を使って消すことができ、昔であれば、製図板のトレーシングペーパーの上で「消し板」を使う場面でも、これだけで精密に消すことができるのである。

肝心の消し心地は、やや硬いという印象がある。よくよく本体の軸部分を見れば、MONO one では PLASTIC ERASER とあるところに、ELASTOMER ERASER とあるのだ。Erastomer とはエラストマー、天然、合成であれゴムの事を言うようだ。

そして、心なしか消え方も劣っている....という印象なのだ。
どうも、これは MONO は MONO でも違うモノのようだ。

mono_zero_2.jpgこの MONO zero に「消しゴムの定番 MONO」の消し心地を期待してはいけないようだ。

......というわけで、MONO zero が MONO one に取って代わる事はなさそうだ。

愛用している MONO one だが、すぐなくしてしまうと思ったキャップもちゃんとあるし、ゴム出口が黒く汚れるという欠点はあるが、なかなかのお道具なのである。


MONO zero は、トンボ鉛筆のウェブサイトでも何もでていないという MONO one とは大違いの扱いだ。MONO zero は「精密作業」の特殊用途向けという位置づけなのであろう。
ボディカラーは、消ゴムでお馴染みの青白黒パッケージ、シルバー、ブラックの三種類、価格は367-円(税込)である。

Posted by 秋山東一 @ November 4, 2007 04:23 PM
Comments

たかさん、どうもです。
「すっかりローカルボケ?...」........いえいえ、私も iGa さんも十分ローカルでありますです。

Posted by: 秋山東一 @ November 23, 2007 09:03 AM

iGa さん、新情報どうもです。
rotring の Tikky eraser なる代物もどっかにあるんだよなぁと思いだしました。MONO zero は......ちと硬い......その通りですね。

Posted by: 秋山東一 @ November 23, 2007 08:59 AM

MONO one はエライですね...。使ってみて初めてわかりました(笑)。
しかし、『西暦2007年、泥沼化する「機能性消しゴム開発戦争」』
というものがおきていたなんてシリマセンデシタ。すっかりローカルボケ?...(笑)。

Posted by: たかさん @ November 23, 2007 08:21 AM

京王高尾駅前の啓文堂で本を買ってから「あっそうだ!」と思いだして「MONO zero」を買ってみました、これはシャープペンシルと対で携帯するものですね。
そういえば11/22の日経 TRENDYnetの記事「高畑正幸の最新文具ワンダーランド」でrotringの「Tikky eraser」と比較されてました。
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/column/20071120/1004623/?P=1

Posted by: iGa @ November 23, 2007 02:22 AM

たかさん、どうもです。
今回、zero を使ってみて、one はやっぱりえらい......と思いましたです。

Posted by: 秋山東一 @ November 5, 2007 10:31 PM

『MONO (PE-07A)』のビッグサイズ,買置きがもう少し(残り30mm)で消しカスになろうとしております(笑)。
MONOは試しに(笑)、『MONO one 』『MONO zero』を購入してみることにしてみましょう。
しかし、ネーミングが『one』のあとに『zero』って、面白いですね(『zero』の次はどうするのだろう...トンボさん...笑)

Posted by: たかさん @ November 5, 2007 08:38 AM

raizo さん、どうもです。
MONO zero って、図面を製図板の上でトーレーシングペーパーの上に鉛筆でという時代こそ求められていたもののように思えます。
でも、トンボってよくやりますね。精密な出来には感心しました。

Posted by: 秋山東一 @ November 4, 2007 10:57 PM

ご紹介とTBありがとうございます。

私もあのあとさっそく職場で使い始めましたが、通常の事務作業で使うには、確かに消え具合がイマ1つであることを実感しております。消しゴムのかすがどうもまとわりつきますね。結局私もあいかわらずMONO oneの出番が多くなっています。私はもうキャップは常時はずしたままですが...。

Posted by: raizo @ November 4, 2007 07:28 PM