DAHLE 100 | [ Stationery ] |
これは現役の手回しの鉛筆削りである。
最近、鉛筆を使う機会はないのだが、色鉛筆だけは昔ながらのまま鉛筆削りを使っているのである。まぁ、バリバリ削るというわけではないから小さな鉛筆削りでいいのだが。
芯ホルダー用の芯削り KENT dahle と同じく、ドイツの DAHLE ダール社製だ。プラスチック製で、出っ張りを含めない本体の寸法は幅55mm奥行63mm高さ88mmという、とても小型軽量、可愛らしいのだ。
......もちろん、附属しているクランプでテーブルに固定したほうが良いのだが、手で持って使っている。
小型でも、ちゃんとした自動鉛筆送り装置が付いているから、固定しなくても使えるわけだ。
削りカスは透明プラスチックの引き出し式の箱に溜まるようになっている。鉛筆削り部分の螺旋状の回転刃は一個だ。
そういえば自転車用内装変速機の「遊星歯車機構」と同じ機構であることに気がついた。
回転軸にシフトして付いている刃が、外側のギヤに沿って回転する。
回転刃は削る鉛筆に斜めに接するように設計され、小型化に大いに貢献してるのだ。
たかさんが、独ダーレ社が今もってちゃーんと存在することを教えてくれた。
シュレッダー・押し切りの裁断機から、ハサミに至る切る道具類がある。そこには、もう「芯削り」はなかったが、この「DAHLE 100 鉛筆削り」の末裔にあたるような手回し鉛筆削りがあった。