GR digital /firmware V2.21 | [ Camera ] |
当方の GR は、昨年06年4月に V2.01にアップデートしたままであった。それ以降も、V2.02、V2.10、V2.20 とこまめにアップデートされ、リコーはソフトウェア面でもカメラの機能改良に怠りないのである。えらい。
ということで、久しぶりにファームウェアのアップデートに取り組んだのである。
バージョンの確認、アップデート時にカメラ後の三つのボタンを同時に押し続ける.......これって、まるで Ctrl+Alt+Delete みたいだ。
この手順が珍しいのでアップデート時に確認時と同じボタンを押し続けてしまった。ちょっと、どうなちゃったの.......だったのだ。気がつけば、簡単にアップデート完了であった。
私の GR digital は2005年末に手に入れたのであるが、発売は10月、もう1年以上も経つが、今もってその人気は衰えないようだ。世の中、デジイチこと、デジタル一眼レフがずいぶんとこなれた価格となりコンパクトから乗り換える方々もおられるようだが、やはり、私にとってハンディ、かつコンパクトであることがデジカメ最大の選択条件だ。
リコーは、GR digital の最初からの高性能に加えて、このようにファームウェアをアップデートしていくことによって、性能を高め、その物を熟成させていっているようだ。今回のアップデートの目的の一つ「マクロ撮影時のAF精度.....」だが、その動作、とても速くなっている気がする。
買う所を選べば、価格もこなれて5万円台で買えるようになった。私も新しい Kodak 二眼デジカメなんぞにちょっと気をとられたりするが、ここぞという時は、やっぱり GR digital なのである。
リコーには、「1周年記念モデル」とか称する空色迷彩の何が何だか分からないモデルなんぞにうつつをぬかすことなく、GR digital の更なる熟成を目指して欲しいものである。
たしかに.........。
『住まう』とか『撮る』とか『食べる(笑)』とか。
人間本来の欲求みたいなものを素朴に追及することが、
『ひとつのものの完成度』をあげていくことになるのかも
しれませんね。
すぐに『モデルチェンジ』するような「風潮」というか
「体質」は見直したいものです。
たかさん、どうもです。
私は他社のデジカメを知っているわけではありませんが、このリコーのファームウェアをアップデイトしていく姿勢を高く評価したいと思っています。それにちゃーんと Mac にも対応しているところも.....なのです。
でも、色モノというべきか、つまらない「1周年記念モデル」は大嫌いです。これって建築と同じです。
デジカメ、あまり詳しくないですが、僕も
『ハンディ、かつコンパクト』なのが、いいですね。
最後の一文に、先生の『コダワリ』みたいなものが
感じられてとても、わかりやすいです......(笑)。