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菅平にて.......

Architecture , Google Earth , SELFBUILD/DIY

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11月19日(日)、宗亭さんとご一緒し、小諸の佐藤さん設計、美登利屋工務店施工の「Be-h@us の見学会」に菅平にでかけた。
見学を終えて、宗亭さんと美登利屋の森さん、三人で「焼きカレー」なるメニューが評判という「レストランMEL's」に向かうことになった。

その途中、はい、見っけ、これってこんな所にあったんだ。

石山修武のコルゲートの家、「開拓者の家」ではないか。

そうそう、藤森照信教授の「昭和住宅物語」に「コルゲート男の冒険」があったが、読んでいなかったのだ。
この「開拓者の家」は、住まい手である正橋孝一氏の12年にわたるセルフビルドの結果なのだ。氏は川合健二のコルゲートパイプの住宅から、これを作ろうとされたそうだ。というわけで石山修武とは兄弟弟子.......となるんだそうだ。

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GoogleEarth で探ってみたらありました。那須と同じく雪景色でありました。「開拓者の家」(36°31'2.90"N 138°21'15.39"E)

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Posted by 秋山東一 @ November 20, 2006 08:21 AM
Comments

今回、かすめただけで、セルフビルダー正橋孝一氏にはお会いしていませんが、玉井さんのお仕事と遠からずとは奇遇でありますね。
しかし、中込の「藤倉屋」さん、質量ともすてきですね。
http://www.dynax.co.jp/sinsen/soba/so_hujikuraya.html

Posted by: 秋山東一 @ November 21, 2006 08:44 AM

これをつくったひとは、かつて僕が自宅の設計をやりかけた中込のそばやさん「藤倉屋」のご主人の従兄弟にあたる方です。その時に菅平の「開拓者の家」が従兄弟の家なんだという話がでました。そのしごとは中断しましたが、べつに決裂したわけではありません。ちなみに、ここのご主人は、量が多くて有名な上田の「刀屋」で修行したので、せいろ一枚で大の男も満腹になるし味もうまいです。

Posted by: 玉井一匡 @ November 21, 2006 01:30 AM

栗田さん、どうもです。
これって、まったくの偶然、「どなたかのお導き.........」と思いたくなります。最初、こんなところにもコルゲートパイプが転がって......と気付いた途端に頭が回転し「開拓者の家」発見となりました。
藤森が書いていますが、それは何か、農業用の機械のようにそこにあるのでありました。
このセルフビルダー正橋孝一氏、川合健二の弟子となれば、栗田さんも弟子ですから、石山を含めて三人も弟子を発見でありますね。

Posted by: 秋山東一 @ November 20, 2006 10:37 AM

どなたかのお導きでしょうか!
なんという偶然。
生活感のあるコルゲートパイプの家を写真で拝見でき、なぜか安堵しております。セルフビルドのスピリットが必要な家は、やはりオーナーの資質が問題なのでしょう。
幻庵のその後に抱く心配など、この家にはありませんね。

Posted by: 栗田伸一 @ November 20, 2006 10:21 AM

 『秋葉原感覚で住宅をかんがえる』
 を読んだ頃を懐かしく思い出しました。
 あのころは、若かった...(笑)。

Posted by: たかさん @ November 20, 2006 10:02 AM