国際文化会館 | [ ABOUT , Architecture ] |
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5月4日の朝日朝刊の「ひと」欄は財団法人国際文化会館の理事長・高垣佑氏であった。
最近の六本木の話題といえばヒルズ、六本木ヒルズのことばかりだが、六本木の国際文化会館を忘れてはいけない。
戦後復興期に海外との文化交流の拠点を作ろうと全国から寄付金を集めて、前川国男、坂倉準三、吉村順三の建築家の協同設計によって、1955年完成した。
しかし、寄る年波にはかなわず、老朽化し運営困難となり、建て替えという方針の元に旧東京三菱銀行初代頭取の高垣佑氏に託されたんだそうだ。
彼の理事長就任後、日本建築学会より保存の要望、そのせめぎ合いの中で、保存への進路変更が決定された。
土地の一部を売却して工事費25億円を工面、赤字の原因のホテル、飲食部門を外部に委託と全面的な見直しに成功したんだそうだ。
その再生保存工事も完成、4月1日から営業を再開したとのことだ。めでたしめでたし。
実は、恥ずかしながら私、一度だけ結婚(今なお継続中ではある)したことがあり、その披露宴を、ここ国際文化会館でなしたのであった。1973年1月13日(土)のことであった。
そういえば、建築学会の元会長の仙田満さんのパーティが来月ここだったなぁ。
Posted by 秋山東一 @ May 6, 2006 01:58 PManeppe さん、どうもです。
なんだか、みんながみんな、自分の場所を最大効率で運営しようなんて考えている時代、ほっとしますね。
この新聞で知り、切り抜いたところでした。
よいお話ですね。
大変大変、恥ずかしながら....ありますですね。庭での写真.....。
Posted by: 秋山東一 @ May 6, 2006 09:56 AMおはずかしながら、ここだけはどうもまずいのです。やはりakiさんも庭で記念写真などお撮りになったわけですか?
Posted by: shin @ May 6, 2006 09:31 AMshin さん、どうもです。
前川さんの増築・改修工事は1976年竣工のようですね。ところで、shin さんもここで......どうですか。
保存工事が無事すんで安堵してます。松本理事長、南雲支配人の時代、ほどよく調和した第一回増築工事があり、完成後見に行きました。前川事務所単独だったように覚えています。
Posted by: shin @ May 6, 2006 08:51 AM