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代々木八幡駅構内に.....

Place , TRANSPORT

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小田急線代々木八幡駅である。

前、各駅停車しか止まらない駅の問題を指摘したのだが、ちょっと前から、上り下りの線路の間に何か不思議な機械というのか物が設置されたのである。

上の写真は上り新宿方面を見たところ、手前に青いプラスチック製のタンクとクリーム色の金属製の箱と棒の先にセンサー風のセット、そして太陽電池パネルが5枚設置されているのだ。

跨線橋の下あたりから見れば、そんなセットが2個、ちょっと離れて1個見えている。

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この写真は下り方向、踏切の向こうの緑色の高架橋は工事中の山手通りである。

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駅務室にちょっと聞いてみた。
この代々木八幡駅構内は小田急線でも R203 という「一番きつい急カーブ」の一つなんだということが関係あったのだ。レール上面に油を供給する装置とのこと、これによって電車通過の耳障りな金属の擦れ合う音を軽減させるとのことであった。

ここがレール面上に油を供給する部分、たしかに枕木バラスト周辺には油汚れが見える。各タンク毎に、この装置がついている。
太陽電池セットはこの全体の電源なんであろう。

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この急カーブで、昔、脱線事故が起きている。
1972(昭和47)年2月18日、新宿発向ケ丘遊園行、普通電車の2両目が、代々木八幡駅発車直後に「競合脱線」、事故による死傷者はない。

Posted by 秋山東一 @ November 19, 2005 12:50 AM
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