雪かき | [ TOOLS ] |
大晦日の雪は、八王子の家の辺りでは10cmの積雪というところか。
五十嵐さんと同じ八王子でもこの辺りの「ご近所のちから」は弱く、当方も「雪がやんだら凍らないうちに雪かきをする」という先人の知恵を忘れ、紅白の「マツケン・サンバ」なんぞにうつつをぬかしていたのであった。オーレ...…。
正月1日、お節とお雑煮でくちくなった後、運動のため「雪かき」を始めたのである。
これぞ市民の務め、家の北側の道路幅員6m、接道長さ10mの除雪が市民の義務....である。しかし、すでに凍っているのであった。
八王子の家には、雪国用の雪かき道具が備わっているのだ。これも道具好きの父の遺産なのである。
「ママさんダンプ」とか、「スノーダンプ」というお道具、雪国では当り前のようだが、こちらでこれを備えているのは当家のみなのである。
スティールパイプのフレームにプラスチック製のコンテナー、先端はスティール製の爪がついているのだ。
この....ダンプはなかなかの有効な道具なのである。雪国で除雪器具としてこれだけ受け入れられているのは、それなりの試行錯誤を経ての仕様なのであろう。
凍っていても頑丈な先端部分でガシガシ剥がして、その氷片をのせて側溝に捨てるという作業であった。左側の雪かきスコップは全然役立たずなのであった。
「ママさんダンプ」の名前通り、ここ八王子の家では雪かきは母の仕事であったが、年に1,2回出動というところであったであろう。
この「ママさんダンプ」が八王子の必需品とは思わなかった。今回、すっかり忘れていて、物置の奥から引っ張りだしたのであった。
一昨日、取り損なった路面の氷を処理すべく、アルミ製の先端が角形のスコップを購入して試してみたが歯が立たず。道具の選択を誤ったかと思ったが、最大の要因は時期を逸したものであろう。
明けましておめでとうございます。
それにしても、なんと「ママさんダンプ」ではありませんか。
新潟出身の僕にとっては、あまりにも見慣れた雪の日の道具。
もう20年以上前ですが、毎朝、雪かきをしていました。
そして、大雪の次の日は雪下ろし。
屋根の上に一晩で1m以上の雪が積もるんですよ。
そんな時にもこの道具を屋根の上に上げて使っていました。
まあ、しかし、ここのところそんな大雪は降らなくなって
雪下ろしなんてやっていないんではないかな。
何だか、いろいろ懐かしくその頃を思い出しました。
ちなみに、僕にとってこの道具は「スノーダンプ」というほうがしっくり来ます。
「ママさんダンプ」は家にあるものと基本的に同じですね。家のはプラスチックでなくスチール製で先がステンレス、ディスカウントストア・三星で買ったときはスノーダンプの名前で売られていた。Googleで見たら「ママさんダンプ」「スノーダンプ」の両方の名称が使われてますね。「スノーダンプ」は小型の除雪車も含まれるみたいだから「ママさんダンプ」の方が通りが良いのかな。
Posted by: iGa @ January 3, 2005 10:14 AM